ふな3
(写真)が、3日間泥を吐かせ、火を弱めず、「びっくり酒」を注しながら、鍋を揺らしたり箸でつついたりしないで30分間煮たフナ。赤いのは途中、半ば思いつきで入れたタカノツメ。びっくりしたのは、生きてた時と同じような金色の鱗の輝きが残ってること。見るからにうまそうでしょ。私にはちょっと甘かったけど(びっくり酒をみりんで割ったためだと思われる)、一流料亭も顔負け(行ったことない、爆)の上品な味。別の言い方をすると、フナってこんなにうまいのってことです。口の中でかみ締めた時の独特のほろ苦さで熱燗が進む進む(笑。 で、フナのグループのメンバーから夕べ(16日)電話があり、私も2キロいただけることに。そこで、うちではコイのうま煮の得意な母にこの作り方で作ってほしいというと、さすが、「コイのうま煮は農協より私の方がうまい」と言ってるだけあって飲み込みが早く、いとも簡単に作ってしまいました。だてに死んだじいさんに仕込まれてないないあと感心しました。あ、そのじいさんというのは、大水が出ると投網を打って川魚を取り、自宅の生け簀で飼い、盆や正月に自分の子どもが帰省すると自分で料理して食わせてた人です。私は子どものころからそういう時、コイ料理の手伝いをさせられていたので、門前の小僧じゃありませんが、小さい時から台所に立つのが好きでした。投網こそしませんが釣りや狩猟、ダッヂオーブンクッキングなどの趣味は、いわゆる隔世遺伝かもしれません。そうそう、酒好きも(爆。