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カテゴリ:人間関係
「おねがい、わたしに勇気をつくって。」 セセラクはハード語で言った。 テナーはいささかめんくらった。 「勇気は自分で生み出すものよ。」 「ゲド戦記5 アースシーの嵐」ル=グウィン著(岩波書店) 息子の授業参観で。 国語の授業が始まる前に、 数回だけしゃべったことのあるママに、 絵の具セットの申し込みはいつまでかをたずねてみた。 すると、 「こんにちは! 絵の具の申込期限、書いてなかったよね。 うち、もう昨日出しちゃった。 (中略) 娘が友達と一緒のを買うって言って、 青いバッグを選んだの。 本当に青でいいの?って聞いたら、 それでいいってきかないから・・・云々」 と、いっぱいしゃべってくれた。 ほとんどしゃべったことがなかった人なのに、 情報をドンドン教えてくれた。 知っているのに隠したり、 もったいぶって教えてくれなかったりしない人って、 いいな~とすごく感じた。 ちなみに私は、 「コレをしゃべったら、自分が損をする」とか、 「自分の情報で、他人のほうが先に進んでしまうのはいやだ」とか、 「どうせ私が情報を出しても、感謝されないだろう」とか、 そんなことばかり思ってしまって、 情報を出さない、言わない(恥)。 先日も、知り合いがパソコンを買いたいけど、 プロバイダはどこがいいかとしゃべっている話が聞こえてきた。 私の体験談を話そうかと思ったけれど、でも、 「あいさつしても、もともとあまりいい顔されない人だからやめておこう」 「私が話して、いやな人が話題に入ってきたと思われたらいやだ」 「どうせしゃべっても、感謝されないだろう」 という考えがグルグルして、 声をかけなかった(また恥)。 あるいは5年位前に、 あるメーリングリスト(グループ全員に同じメールが届くサービス)に入っていた。 誰かの質問に自分なりの答えを書いても、 「ちほりんさん、ありがとう」 と返事がこないと、せっかく書いたのに損した(恥)と思って、 積極的に関わらなくなってしまった。 その後もネットのビジネス塾に入ったけれど、 ネット初心者だから自分の情報に自信がないことと、 掲示板に書いても感謝されないといやだな、 先を越されたらいやだなというケチ精神で、 ほとんど書き込みをしなかった。 他の人は掲示板でお友達を作っていくのに、 自分はただ読んでいるだけの傍観者だった。 ところで、 現在毎月500万円はメルマガで稼いでいるという人が、 自分の入ったネット塾の掲示板に書きまくり、 他人の相談にも書きまくり、 そのおかげで今の稼いでいる自分がある、と書いていた。 そうすれば稼げるようになるのか! とお金のほしい私は思い(笑)、すぐに実践した。 先日から、 無料で始まったネットのビジネス塾に入れてもらったのだが、 そこのコミュニティで他の人のブログや無料レポートなどへの感想や、 自分にわかるアドバイスなどをずうずうしくもたくさん書き込み始めたのだ。 今回は、 「ありがとう」と書き込みされなくても気にしないようにして(爆)。 そうしたらね、 個人的にメールをやり取りするお友達ができたり、 思うように稼げないと落ち込んでいたら、 励ましの書き込みをしてもらえたりしたのだ。 稼げるようになる目的で書き込みをしていたのだが、 友達ができたりなどの副産物は単純にうれしかった。 他人の役に立とうなんて、 正義を振りかざさなくてもいいんだね。 自分が稼げるようになるために、 自分にいいことが起きるために、 自分がもっと器を広げられるようにと、 自分のために、他人にできることをしてあげればいいんだね。 自分のためにしているなら、 相手から感謝が返ってこなくてもいいと思えるしなあ。 他人から嫌われたくないとちぢこまって動かない私だけど、 稼げる人になるために、 自分のためにドンドン話をしようっと。 「得」はやがて、 「徳」になるからね。 = = = = = = = = = = = = = = = = = = 今日も読んでくださったあなた、いつも応援ありがとうございます!! 前回、子育てセミナーの話を書きましたが、 あれから1週間、 子どもたちにほぼ、怒っていません! ほぼ(笑)、怒鳴っていません。 毎日朝晩、怒鳴りまくりだった私には、 快挙です! ちなみに我が家の母子3人の食卓では、 会話がほとんどないのですごく気にしていたのですが、 楽しく会話するより怒鳴らないほうが先だ、 と思って、無口でご飯を食べても気にしないようになりました(爆)。 さて今日の本は、 「ゲド戦記5 アースシーの嵐」ル=グウィン著(岩波書店)です。 http://tinyurl.com/2baw7a 全6巻の本も、やっと5冊まで読み終わりました。 ますますおもしろくなってきています。 こんな長編を書くのは男性作家だろうとてっきり思っていたのですが、 表現が細かく、 生活のこともよく知っているので女性的だなと思っていたら、 アメリカ人の女性作家でした(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.14 04:36:30
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