草莽の記　　　　杉田謙一

根本君は実に賢明な豊橋市会議員．国家意識を十分持つナイスガイである。
　一応私が主催する会の顧問として今日の夜の総会に参加いただいた。うれしいのは勉強熱心なことと対応がスマートなこと。かつて豊橋で小学校英語の進展のため、データがほしいといわれ、私の知る出版社の方に全国での取り組み状況を報告させに豊橋に来させたことがあったが、会派全員を参加させてくれたことがあった。会派をまとめる力もあると感心したものだ。
　国家意識も高くともすれば敬して遠ざける風のある旧軍出身者に対しても礼儀を持って接してくれている。無論建国の祭典も参加してくれている。今日驚いたのはなんと自民党の旗を持ち、毎朝街頭に立っているという．情宣は朝７時より毎日の日課であるという。愛知で自民をしっかり名乗って、国会議員すらなさぬ情宣をこなしているというのだ。おそらく県内では彼だけではないか。議員で情宣活動を毎日やっているのは。トイレ掃除の会でも必ず参加し、小学生に一隅を照らすことの必要性を語ってくれている。
　新年会では６００名の支持者を集め、次回の県議会に立候補することを表明．来年にはぜひ県議に通っていただきたい方である。
　さて、この会の一人にＫ君がいる。父上の葬儀に参加したことのお礼を言われたが、彼も教育者として実に立派な価値観を持っていてくれる人。靖国にも毎年行き、この四月三日に靖国桜の下で軍歌を歌う会に参加してくれるそうだ。三ヶ根には来た事がない．知らなかったというのでぜひ来るようにいっておいた。教育を考える会を豊橋で発足するので手伝っていただくようにお願いした。また、Ｙ氏は台湾の潮音寺の存立の危うさに心を砕いてくれている若き教育者。何度も行ってくれている。私の尊敬する先生をともに敬愛してくれている。

　潮音寺はバシー海峡に流れ着く多くの日本人遺体を引き上げ祭るお寺であるが、土地の帰属問題に決着がつかず、存立が大いに危ぶまれているという。政府はまず実態調査に乗り出してぜひ守っていただきたいものです。日本と台湾の政権がこうなってしまって厳しいとは思いますが、国のためになくなられた方に対し非礼の限りをつくすのは与野党ともに無責任といわざるを得ない。ぜひ善処していただきたい。

　まいとしわたしと天下国家を議論する
氏とも今日は冷静に話せた。彼の感性がまともになったのであろう。
　豊橋を立て直す仲間がこうして集まるのもいい体験である。
夜１１時、大先輩の先生から電話。気にかけてくれたのがうれしい。さあ明日もがんばるぞ