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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:大田区
変な店名だ。しかもラーメンとカレーライスとの組合は必ず変だと思われるが、都内で一番レベルが高い塩ラーメン屋の筆頭だと言われる。また、蒲田の名物や代表的なラーメン屋などと評価されるという。
店内には「当店とり美味しいカレーをご存知の方、いらっしゃいましたら御一報下さい・勉強のため食べに行きます」と貼り紙がある。これからみれば、店主は自らの店のカレーライスにかなり自信があるのではないか。もちろん、支那そばのレベルが高い。店主はTVチャンピョンが行った2000年のラーメン職人選手権に出て、決勝ラウンドに出た。だから、ラーメンの質の高さが考えられる。 魚介類と野菜だけで塩スープを作った。あっさりしたが、魚介の香りが強いだけではなく、コクもある。チャーシューの醤油味がちょっとしょっぱくて濃いが、スープに沈むと、塩スープを少し醤油味に変えることができる。それに、かなり大きくて、やわらかいチャーシューだ。そして、支那そばを食ってからカレーを食うと、カレーの苦が感じられるが、すぐスープを飲むと、さらに塩スープの味の変化が感じられる。つまり、スープのレベルが高いから、いくら味を変えても、ただスープの高い質しか感じられないと言える。細麺の量は少ないが、客がほとんど半カレーセットを注文するので、全体の量からみれば、少ないとは言えない。 唯一の欠点はたぶん店の雰囲気だと思う。古いだけではなく、店主がかなり厳しい顔をしているので、常連客ではない客にとって、慣れないだけではなく、ちょっと怖いように感じられる。わしにとって、それは店主が自らの料理に対しての自信とこだわりだが、ほかの人はそう思うかどうかわからないのではないか。また、石神が書いたガイドによると、支店の質は落ちるという。 ところで、値段からみれば、高くないと言える。チャーシュー五枚入りの焼豚そばはただ800円だけだ。三枚入りの焼豚そばと半カレーセットは1150円だ。ラーメン王である石神秀幸は、この店の真価はカレーをセットにして初めて発揮されると評価した。だから、こっちに来れば、カレーとのセットを勧める。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.28 08:52:58
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