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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:横浜家系
急に仕事の関係で横浜へ。一応仕事の関係で行くけど、来日8年目なのに横浜に行ったこともなかった。神奈川に2回行ったことがあるが、いずれも7年前以上の話だった。ついでに食べ歩きの遠征をやろうか。
とは言え、仕事の関係もあるし、この辺の土地勘もないもんで、横浜駅からあまり離れずに食べ歩きを行うことかな。その一軒目を、横浜の代表的なお店へ行かなくてはならぬと思うが、ニンニクの関係でちょっとためらった。しかし、一軒目にすれば時間が立つことでニンニクの臭いも消えると思って、やはり行ってしまった、「家系総本山 吉村家」。そう言えば、自分も家系が久しぶりだね。 言うまでもない、横浜家系の豚骨醤油ラーメンを始めて提供するのも吉村家だ。家系御三家の本牧家、六角家も吉村家出身だ。さらにこの数年間で直系の弟子を世に送って勢力を広げた。わしが年数回で通っている王道家は、わしが一番行きやすい直系店だということだ。ところで、今の本牧家はどうやら吉村家の関連店ではなくなった噂も聞いた。 午後12時ちょうど到着したら先客18だ。まだ時間があるし、回転も速そうなので、待とう。並ぶ前に食券を買うシステムだ。チャーシューメン並、味付玉子の食券を購入して参戦した。地元らしき人もいれば、スーツケースを持っている観光客もいるようだ。15分ほど待ったら着席。これぐらいの行列ならこのようなスピードが速いと言えよう。着席した際に麺かためを伝えた。濃いめもいいけど、はじめてだから普通のほうがいいかもしれぬ。とは言え、王道家に何回訪問したことがあるので、味が想像できる。 やはりわしの想像通りで、豚骨スープと醤油が濃い豚骨醤油味だ。都内で六角家の関連店のほとんどが鶏ガラと鶏油をさらに強めたのに対し、王道家は豚骨スープと醤油が濃いスープを提供した。王道家の師匠だということで、この味を出すに違いない。いつも大量なニンニクをかけるが、今日はやや控えめだ。とは言え、吉村家が使っている行者ニンニクは相変わらずすごい。今の世の中の太麺に比べてやや細めで、やや縮れで、やや平打ちの酒井製麺による麺は絡めと歯切れもいい。味付けのいいチャーシューはやや硬さが残っているので、食感がいい。水分の保ちがちょうどいいほうれん草も家系の欠けないトッピングだ。 すでに想像できる味だが、30年前このような味が出せたというのはやはり凄いと思う。しかもこの味はいまだ首都圏で広がってきたね。これこそ総本山の実力と魅力かもしれぬ。一軒目にしてよかった。店を出たら30人ぐらいの人が並んでいるが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.18 21:36:56
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