カテゴリ:新米電気主任の学習部屋
放射温度計(ほうしゃおんどけい)は、物体から放射される赤外線の強度を測定して、物体の温度を測定する温度計である。 物質によって放射率が異なるため、放射率の補正を考慮しないと、測定温度が正しく測れない場合がある。通常は0. 95で間に合うが、金属等表面光沢がある物は一般的に放射率が低くなる。このことから、対象物表面状態に非常に左右される計測方法となり誤差が生じやすい、この事を防ぐため表面を黒体放射とする為に媒体を塗布する事が必要となる。また、媒体によって対象物の実温度からの時間遅れも見受けられる。 放射温度計の主な長所は、測定が高速に行えることである。それは、多くの温度計では熱伝導によって測定対象と温度計とが同じ温度になる必要があるが、放射温度計ではその必要がないからである。そのため、たとえば水銀を用いた従来型の体温計の場合は体温測定に数分かかるが、耳で測定するタイプの放射温度計では数秒で体温がわかる。(ウィキペディアより) 【上記の感想】 上記は、「放射温度計」について書かれた箇所。 見たことがないが、電気の世界でも重宝しているようだ。 某保安協会のHPには、次のように書かれていた。 「放射温度計で、一つひとつブレーカーを当たりながら温度を測定していますと、食堂の電灯回路のカバー付ナイフスイッチ(60A)の温度が異常に高い値を示しました。 さらによく見ると、単相3線式の中相の刃の部分で65℃を示し、刃の表面が薄茶色に変色していました。 このままにしておくと、スイッチはもちろん、分電盤も焼けてしまう恐れがありますので、早速、連絡責任者の方に説明し、昼休みに停電してもっと詳しく調査することにしました。」 先頃、私の勤務先でも似たようなことがあった。 過熱により、ナイフスイッチの一次側電線が変色し、それのみならず、既に電線の被覆が熔けていたが。 まだまだ見落としが多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/30 12:55:37 PM
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