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2010/06/05
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カテゴリ:石油・石炭製品
【石油業界の喫緊の課題】

(1) 企業として再生産可能なレベルの収益の確保
石油需要の減退が顕著な国内は、コストも取れず、異常な状況。商売の基本に真摯に立ち返り、事業継続できる適正なマージンの確保が必要。もちろん、コスト削減・原価低減努力は、力の限り尽す。

(2) 過剰な精製設備の削減
製油所の閉鎖には、雇用の問題、決算上の問題、地域との問題等、解決すべき難題が沢山あるが、今のままで生き残れる時間は少ししかない筈。時間が経てば、益々厳しくなる。石油の重要性・公益性という使命を担うためにも、過剰設備の早急な削減が必要。


【上記の感想】

上記は、石油連盟会長(天坊昭彦氏)の今年の年頭所感。

昭和シェルやJXなど、設備削減の動きがある。
設備削減という経営判断は、正解なのだろう。
というか、部外者の私などが語れることではない。

今、『スタバではグランデを買え!』(吉本佳生著)を読んでいる。
この本は、2007年9月に発行されたので、3年近く前のことが書かれている。
この中で、石油精製設備の過剰について書かれた箇所があるが、気になったので、引用してみる。

---引用開始---
日本国内の石油精製施設が過剰なら、少し施設を減らせばいいのではないかと、疑問に感じた読者もいるでしょう。石油会社がそうしないのは、中国を中心としたアジア地域で今後さらに石油製品の消費が拡大することを見越して、そのときに輸出して稼ぐためには、いまある施設を維持しておくことが望ましいと考えているからです。
---引用終了---

このとおりだとの前提で、勝手な想像を巡らすと、次のようなことが思い浮かぶ。
いずれも、私の想像ですので、間違いもあろうかと思います。

・アジア地域の需要も3年前の予想よりも伸びていない。
・省エネ機器の普及。
・国内製油会社に設備を維持する余裕がなくなった。
・海外製油会社の攻勢で、国内製油会社の競争力が低下した。







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Last updated  2010/06/05 06:21:37 PM
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