テーマ:銀行(128)
カテゴリ:銀行
【特色】セブン‐イレブン店舗中心に国内最多のATMを展開、提携金融機関の顧客にサービス提供
【資産】現・預け金64、有価証券17、貸出金0、他19 【融資】中小企業等向け-、住宅・消費者向け- 【横ばい】ATM設置台数増が寄与。預貯金金融機関の利用件数増え手数料増持続。大口先の値引き影響も一巡。ただ、高単価のノンバンク取引は前期を下回る。業務委託費や保守管理費増もあり、利益横ばい圏。 【拡 充】海外送金サービスはネットに加え7月からATMでも開始、職域営業に注力し口座獲得図る。カードローンの利用限度額を最高50万円へ増額(従来10万円)。 (会社四季報2011年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、セブン銀行(8410)について書かれたもの。 保有銘柄である。 まず、経常収益の推移をみてみる。 単位は百万円。 2007年3月期 75427 2008年3月期 83663 2009年3月期 89815 2010年3月期 88830 2011年3月期 83964 2012年3月期 86800(会社予想 8月5日) 2期連続減収中だが、今期は増収に転じるとの予想である。 第1四半期の経常収益は、前年同期比1.4%増。 通期の経常収益予想は、前年同期比3.3%増。 したがって、現時点では、良いとは言えず。 次に、月次でATM利用件数の推移をみてみる。 単位は、百万件。 まず、前期。 4月が、50 5月が、52 6月が、50 7月が、53 8月が、52 9月が、50 10月が、51 11月が、49 12月が、54 1月が、47 2月が、46 3月が、49 そして、今期。 4月が、52 5月が、55 6月が、54 7月が、56 8月が、55 9月が、53 第1四半期(4~6月)は、前年同期比5.9%増。 第2四半期(4~9月)は、前年同期比5.9%増。 次に、月次でATMの平均利用件数をみてみる。 4月 114.8 5月 116.5 6月 117.0 7月 117.1 8月 113.4 9月 112.2 5月12日の短信を見ると、今期の平均利用件数の見込みは、111.9である。 したがって、予想を上回るペースで推移しているようだ。 ただ、第1四半期に比べると、8~9月が減速しているようには見える。 これが、季節的なものなのかどうかは、分析できず。 短信によると、第1四半期の状況は、ATMの平均利用件数116.1件。 次に、株価支援材料の可能性を考える。 昨年は、自社株買いの発表があった。 2010年11月5日の13時に、中間決算発表と同時に発表されたものと記憶する。 今年も、一応は期待している。 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、140900円 予想PERは、10.23倍 実績PBRは、1.47倍 予想利回りは、3.69% 最後は、過去日記のリンク。 ・2010年11月25日の日記 ・2011年8月5日の日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/27 06:18:36 AM
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