2008年10月25日(土) 38日目
元勤務していた会社の関係者が、コルカタの南方150キロのハルディアと
言う田舎町で、工場建設に従事しています。(シュンドルボンの対岸)
近くまで来たので、訪ねて見ることにしました。
連絡したら、なんと、1日2台しかバスが出ていない不便な所だからと、
運転手つき車で、コルカタまで迎えに来てくれると言うのです。
有難い事ですねー!
運転手さんが来る前に、コルカタ市内を流れる、フーグリー河を見に
行って来ました。コルカタの皆さん、身体洗ったり、頭洗ったり、そして、
同じ場所で、歯を磨いたりしております。日本人には真似出来ません。
![01 CIMG7792.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/56/img5f5476cfzik0zj.jpeg)
北の方を眺めれば、ハウラー橋が見えます。
地図から察するに、橋の左手に見えるのが、コルカタのメイン駅である、
ハウラー駅でしょう。
![02 CIMG7794.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/58/imge7e339e0zikfzj.jpeg)
昨日より、曇り空ですが、ハルディアへ向かう途中、雨が降り出しました。
9月18日、デリー到着時に降った雨以来です。
運転手さん、二人来てくれましたが、途中、レストランで昼食です。
当然ですが、支払いは僕がしました。サウジでの運転手だった、アシュラフや
フセイン、ご馳走しても、ありがとうと言いませんでしたが、本場のインドでも
同じです。ベンガル語にも、ありがとうって言葉はあるのですがねー。
道路の整備状況は、悪くありません。しかしながら、片側1車線で、且つ
大型車がのろのろ走っているので、追い越し、追い越しで、距離は仲々、
稼げません。
3時間かかった頃、立派な家並みが見えて来ました。ここまでにあった
家や建物と、明らかに違います。これが、社宅です。インド人社員の
社宅だそうです。同じ敷地内に、日本人用の社宅もあります。
![03 CIMG7797.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/59/imge2ef4289zik9zj.jpeg)
この敷地内にある、ゲストハウスに泊めて貰えることになりました。
これまで、38日間の旅で、もっとも高級な部屋で、僕の気持ち的には5つ星の
ホテル並の設備です。エアコン、冷蔵庫付、テレビは、日本のNHKも見られます。
38日振りに、日本語の映像を見ることが出来ました。
![04 CIMG7798.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/62/imgd6151e1azik6zj.jpeg)
キッチンも付いてます。
そして、バスタブ付きの、バスルーム。タオルもバスタオルも、石鹸も
準備されており、至れり尽くせりであります。
![05 CIMG7800.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/65/imgd47f8ed0zikbzj.jpeg)
そして、和食の会食。懐かしい人たちが、8人も集まってくれました。
旅の話、仕事の話、会社の人たちの動向、ここでの生活、などなど、色んな話に、
花が咲き、時間を忘れてしまいます。あっと言う間に3時間経過。
久しぶりに、ビールを飲みながら、楽しい間を過ごしました。
![06 CIMG7801.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/68/img9cd65586zik2zj.jpeg)
小雨模様、曇り空で、肌寒い位の天候です。広い清潔な部屋で、ゆったりと
眠れました。又、今夜からの夜行で移動する力が蓄えられたようです。
朝食も完全和食。
日本人が、30人から40人、来て働いておられるので、日本人用食堂も
あります。そして、朝食です。
![07 CIMG7803.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/69/img5da03988zik3zj.jpeg)
芋、人参、椎茸などの煮物。それから、梅干、しょっぱいけどうまい!
納豆ご飯。それに、味噌汁。あ~ぁ、俺は、日本人だ! と感じる時です。
![10 CIMG7806.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/00/0000705600/72/img84143a7dzik1zj.jpeg)
ここで、歓待を受けまして、日本人であることを、実感致しました。
これからは、バングラ人などに、成りすまし、世界遺産の入場料など値切る
ことはしないで、きっちり、日本人らしく、払おうと言う気持ちになりましたです。
ハルディアで働いている皆さん!
楽しみは、非常に少ないでしょうが、元気に働き、明るく暮らして下さい!
ありがとうございました!
又、どこかで、お会い出来れば、幸せの限りであります!