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![]() 2011年9月26日(月) サンマルコ寺院は、「大聖堂」と呼ばれるにふさわしい、飛び抜けた風格がある。 この建物は壮大さと華やかさとで、見る人に「息をのむ」感動を与えてくれる。 アレクサンドリアから運ばれてきた聖者サンマルコの遺体は、いったんドゥカーレ宮殿に仮置きされた。 その後、聖者サンマルコに相応しく、あるいは栄えようとするヴェネチアの国にもふさわしい聖堂が建てられ、それがサンマルコ大聖堂なのだ。 それからしばらくして、ヴェネチア政庁の拡大が、サンマルコ大聖堂を一辺とするサンマルコ広場を生んだ。 この広場の秀麗さに対し、ナポレオンがやって来たとき「屋根のない宮殿のようだ」と評した。 13世紀の初め、ヴェネチアが第四次十字軍への参加を決めたとき、この広場に集まった市民の数は、ほぼ1万人と聞く。 この広場を見下ろすように、高さ100メートル近い、鐘楼が建っている。 鐘楼が造られたのは、16世紀初頭だったが、1902年に突然崩れた。 こんな地盤の柔らかいところに、100メートルもの高さの建物を建てるとは、驚くばかりである。 現在のものは、1912年に再建されたものである。 上に登るためにエレベーターがついており、その列に並ぶことにする。 列は思いのほか早く進み、周りにいる人びとの動きなど興味深く見ているうちに、退屈しない間に私の番になった。 塔の上から眺めたヴェネチアは、まさに海にへばりついた感じである。 搭上からの眺めは素晴らしく、とても言葉に尽くせないので、写真に譲る。 鐘楼から展望した、ヴェネチア一帯の写真を30枚ほど、「ソフィーさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/に掲載しています。ご覧下さい。 そろそろ降りようかと思っていると、突然頭上の鐘がガランガランと、大きな音で鳴り始めた。 最初は驚いたが、やがて音を味わうゆとりが生まれ、この音を聞くことが出来た幸運を喜ぶ。 (2011年12月13日 片瀬貴文) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |