2クール目
H19.12.18 腹腔内抗がん剤2クール目スタート 12月17日に静岡県三島の病院に新幹線を乗り継ぎ、またやって来た。 あと二日で、TS-1も三週間を迎える。腹腔内の抗がん剤は、二週間の休薬でどのくらい抜けたか分からないが、TS-1は(経口の抗がん剤)、飲みっぱなしだったのでーー;新幹線も、やっと乗って来たような感じだった。抗がん剤の副作用で、手のひらが超~~~~~~~~~~痛い。布巾なんて絞れないくらい。そして紫外線により、どくとくな顔の黒ずみが出てきて嫌になる。TS-1も、二週飲んで一週休みだといいけど、四週飲んで二週休みはかなり最後の週はきつくなってくる。 この、腹腔内の治療を始めてから、直腸の腫瘍のせいで毎日すごい血便をしていたのに、それが出なくなった。基本的に、大きくなった腫瘍には効果はないと言われているが、確実に痛みが和らいでいる。検査では、腫瘍の大きさは変わっていないが、私自身が感じる自分の身体の感覚は、本当に変わった。腹腔内に入れられた、タキソテール・シスプラチンは確実に、腹膜播種の癌細胞にダメージを与えているのがわかった。通常、点滴で血液に入れる、1000倍もの抗がん剤をこの治療では入れます。認可されていない治療です。ですが、私は根治を目指しこの治療に挑みました。 2クール目を始めるにあたって、先生とまたある程度のお話をした。先の手術で、私の身体は大きく変わること。人工肛門。子宮や膣、すべてなくなる事。場合によっては、人工膀胱にもなること。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 米村先生は、 「なんとか、生きたい。と思っているのに、人工肛門で悩むのはおかしい。」そう言いました。 私は、余命宣告されているのに、人工肛門と命を手瓶にかけようといていました。それでもやっぱり、現実とても辛くて、辛くて。先生には、頭の中の言葉ではなく、 「宜しくお願いします。」と、答えていました。そうするしかないのですから。 そうして、2クール目の最初の腹腔内抗がん剤注入が始まりました。 この数日後、子供が通う、クリスマスお遊戯会が迫っていました。頑張って、観に行きたい。 ママ頑張るよ~~~~~~