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せんだって、フジの深夜番組でなぜか代アニの声優研修の様子を流してたんだけど、あまりにひどいメソッドで、私も妻も眉をひそめた。
喜怒哀楽の感情解放だの、準備ナシのいきなりなりきりエチュードだの、あれは恥知らずのバカ役者を作るシステムだ。 ぶっちゃけ、数十年前の学生劇団のような訓練メニューだ。 あの訓練風景が番組の作りではなくリアルであったとしたら、いまどきあんなことをしてるとはとんでもねえ。 いまの声優養成システムって、ホントにあの程度なのか。 「声優さん」の声芝居を聞くと、なんだかみんな似たような大根芝居だなあと思うことが多いのは、こういうことなのか。 これじゃ、俳優に声をやってもらった方がマシだわな。 ヤバい、ひどい、本当に芝居ができない。 ニーズに合わせているのかと思っていたが、コンテンツがニーズを作っている面もあり、例えば声優になりたいと思っているであろう女の子なんかの思い描いている声優像があの程度であろうことは想像に難くなく、クライアントの要求が厳しい洋画の吹き替えなどに声優さんが起用されないのもよく分かる。 もちろん、すばらしい声優もいる。 自分の頭で考えて悩んで努力できる人なら、どのようなシステムで育てられても、その枷を解かれた瞬間に伸びるだろう。 悲しいのは、あのような役に立たないシステムで育てられた人間が現場に出て仕事をしていて、ユーザーからそれなりに歓迎されている事実と、あのような役に立たないシステムで育てられた人間が、新人のロールモデルになって、彼/彼女らに憧れる若者が専門学校の門を叩いているという事実だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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