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2007.11.19
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テーマ:ニュース(99406)
 せんだって見たニュースの私的スクラップだよ。

http://news.livedoor.com/article/detail/3441222/

「性○経験早まらないで」女子大生が訴え

2007年12月23日11時43分

【PJ 2007年12月23日】- 「セックスは早まらなくていいんだよ」―― 関東圏を中心に中学・高校生にそう呼びかける女子大生がいる。彼女の名前は、遠見才希子さん(23)、聖マリアンナ医科大学の3年生だ。「気軽に、楽しくまじめに性を考える場が必要」と、2年生から一人で講演活動を続けるようになった。

 「中学生や高校生のときって、無理して恋愛してた。彼氏いる子を見ると、自分も恋愛しなきゃって、無意識に焦らされてた。雑誌には、恋愛特集とか、初体験の平均年齢とか、そんな情報がたくさん。高校生にもなれば誰かと付き合って、その先には当たり前のようにセックスがあった」。8日、都内で開催された講演会で遠見さんは、自身の過去をそう振り返る。

 「今は中高生に『経験早まらないで』と言いたい。私が高校生のときは、誰にも教えてもらえなかった。教えてもらえてたら、自分の体も大切にできたかなって思う」

 現在、若者たちを中心に、性感染症や望まない妊娠が広まっている。原因は知識不足や、不特定多数とのセックス、コンドームを正しく使わないことなどがあげられる。遠見さんは「思春期の不安定な気持ちから、セックスで紛らわす傾向がある」と指摘する。

 11月10日に発表された「渋谷におけるハイティーンの性およびSTDに関する意識・実態調査」(「STOP! STDを考える会」調べ、有効回答者:高校生および20歳未満の男女)によると、渋谷駅周辺に集まる高校3年生の71.2パーセントが性○交渉の経験があり(一人当たり平均3.5人)、31.8 パーセントはコンドームが性感染症防止に有効であることを知らなかった。

「感染広がるゲーム」で性感染症の現実を知る
 遠見さんは講演の冒頭、水の入ったコップを人数分用意した。

 参加者同士が、1対1でコップの水を混ぜ合い、元に戻す作業を、4回繰り返す。この「感染広がるゲーム」は、性感染症がどの様に関するかを体験するもの。水の交換はセックスを表し、水は精☆液や膣分泌液といった体液を表す。

 事前にひとつのコップに「性感染症」としての、水酸化ナトリウムを混ぜた。アルカリ性の水酸化ナトリウム水溶液は、指示薬「フェノールフタレイン液」を混ぜると赤色に染まる。17個のコップのうち、透明なままなのは、わずか1個だった。

 わずか4回の交換で17のコップに感染した。しかし、実際はコンドームを正しく使うことで感染を防ぐことができるのだ。

 ゲームでは、直接感染源のコップと交換しなくても、感染していることがわかる。「たとえ初めての彼氏でも、彼には元カノがいて、元カノには元カレがいるかもしれない。セックスって自分は知らない他人とつながっちゃう可能性があるんです」と遠見さんは警鐘を鳴らす。

 遠見さんは講演後のインタビューで「大人が思っている以上に、子どもたちは正しい性の知識を欲しがっている。放っておかないで」と訴えた。そして、「これからも講演活動を続けていく」と意気込んだ。【了】


 ふむふむ。

>「中学生や高校生のときって、無理して恋愛してた。
>彼氏いる子を見ると、自分も恋愛しなきゃって、
>無意識に焦らされてた」

 煽るメディアもあるけど、主にこういう外圧というかプレッシャーで早まったマネをする子は少なくないですな。
 本が悪い、テレビが悪いっつっても、同年代が集団で生活しているお年頃なわけで、この、友達に焦らされたり同調圧力に挑発されたりする部分がノーケアで「青少年の健全」を叫んだって、そりゃ無力。無効な恫喝、無意味な騒ぎは百害あって一利なしですわ。

>事前にひとつのコップに「性感染症」としての、水酸
>化ナトリウムを混ぜた。アルカリ性の水酸化ナトリウ
>ム水溶液は、指示薬「フェノールフタレイン液」を混
>ぜると赤色に染まる。17個のコップのうち、透明なま
>まなのは、わずか1個だった。

 この「感染広がるゲーム」は面白いですな。ついでに化学だってのが愉快だ。
 不用意なセックスからの自衛意識の欠如こそ、テッテーして対策しないとイカンでしょ。
 やるなったってやるんだから。

 こういう理屈で訴える、んーまあ、性教育に対して、きわめて強い反感を抱く勢力ってのがいて。
 そもそもの禁欲を求める「純潔教育」しか認めない人たちなんだけど。

 青少年の生態とか生活環境なんかを考えれば、理詰めで安全を説くほうがリアリティがある。実効性が高いんだね。

 「純潔」なんてのは、まあ理想ではあるかもしれないけど、友達に焦らされたり同調圧力に挑発されたりしている青少年には、なかなかどうして、ねえ。
 それどころか、性感染症の危険性や避妊の方法を教えてはならない的な純潔教育は、むしろ危険でさえあるわけです。
 成人、即感染。
 抑圧された衝動。
 知識の圧倒的な不足。

 でも。
 純潔教育を推し進める勢力がなぜその危険性をひた隠しに隠して、能天気な理想論をぶつのかというと。

 純潔教育が、その目的どおり機能するためには、社会に属するすべての人間が、ひとつの価値観で行動を律されている必要がある。

 たとえば純潔教育が公的にカタにはめられていたとして、純潔を守らない人間がひとりいただけで、不幸なセックス、不幸な妊娠、不幸な感染は爆発的に増大する可能性がある。ひとりの例外も許されない。

 ひとの行動を律するのに最も力を発揮するのが、宗教観である。
 宗教は、人間の生活を支配する。
 たとえば一日五回の礼拝とか、ハラル済みの肉しか食べないとか、刺激物を口にしないとか、神様に手を合わせるとか、死者が祟るとか、初詣するとか、異教徒を「救う」ために自分とこの宗教を布教するとか。
 人は、ある規範を意識して守ろうとするとけっこう大変なんだけど、宗教観はその苦労を克服させる。
 そういうものなのね。
 宗教だけではなく、武道なんかも同じように人の生き方を制約するんだけど。呼吸法、運足、間合いの取りかたなど、武道家はきっちりそれを守って生きている。

 いや、武道はともかく。
 純潔教育を薦める人は、ある宗教観にとらわれているから、本当は危険な純潔教育を「良かれと思って」薦めているんだろうけど、その純潔教育を十全に機能させるためには、社会を構成する人間すべてがその推薦者と同じ宗教観を持っていないといけない。そりゃ恐ろしく高コストな対策案だ。

 子供のためにとか、青少年の健全のためにとか。
 なんかよさそうな宣伝文句で提案される「純潔教育」は、半島生まれのキリスト教タダ乗り変異体カルトの布教に役立つだけで、子供にとっては非常に危険なものだと思うのだが、どうか。

 友達との関係のなかで焦ったり早まったりする子にとっては、カルトの教えに従いなさいっていうより「感染広がるゲーム」のほうが説得力があるんじゃねえの。

 純潔って、ようするに「ゆとり性教育」なんですよね。どんくらい危険かってさあ、わかるでしょ。





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最終更新日  2007.12.26 22:28:16
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