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せんだって日記

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2009.02.12
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 せんだって『ヤッターマン』を観た。衝動的に郊外のシネコンに。軽はずみに行くくらいの映画鑑賞がいいですね。

●深田恭子がかわいかった。ずっとかわいかった。すげえ。富豪刑事よりもかわいかったんだからどんくらいかわいかったかわかるですか。ヤッターマンは音楽劇なので歌って踊るシーンがあるのだが、もう死んじゃうかってくらいかわいかった。この映画、もう勝ってる。深田恭子のかわいさで映画がドライブされるのです。天然ってすばらしいな。嗚呼、あのシーンだけでももう一回観に行きたい。それほどかわいい悪女。

●エロくて良かった。ドロンジョの衣装とか、そんなあからさまなのは知ったことではないが、ガキのヰタ・セクスアリスになるべき「埋蔵エロ」が盛りだくさん。これだ、これがタイムボカンシリーズの真髄だ。小生のシラケ鳥がピクンときたのは2号の股間が鉄棒でコスられるとこと、ヤッターワンのDキスですかね。14歳のコの太モモ(というか鼠頚部だろ)から毒を吸い出すときの14歳の子のリアクションもご飯三杯だったけど、あれは「埋蔵エロ」とは言えないしなあ。モロだもんな。つまり悪ふざけ、だな。

●ドロンジョがもしアンジェリーナ・ジョリーだったら、たとえばりょうだったら、それはそれで違うプラン、異なった映画になっただろう。

●ドロンジョって、実は誰がやってもなんとかなるのではないか。それほど複雑な内面を持った、つまり生きて血の通ったキャラクターなんじゃないのかな。あらゆる女性はドロンジョを内面に持ってて、あらゆる女性の魅力を集めてこさえるとドロンジョになる。ドロンジョ=アニマ説。

●でも杉本彩みたいなのでは台無しになってただろう。自意識過剰なドロンジョを観たくはないでしょう。

●下僕が崇めたくなる女性なのがいいんであって、崇めて欲しがる押し付け女王なんか全然魅力的じゃない。

●「かわいいドロンジョ」は深田恭子だからそうなっただけの話で、それによって周囲の演技やキャスティングも変わってったのだろうな。つまり、役者の仕事を観るのが面白い映画。

●だから、役者がもともと抱えているものが出ちゃう。ヤッターマン1号2号がアレだったのもそういう理由で。

●阿部サダヲが最低に面白かった。最低だバーカ、すげえ笑ったじゃないか。もうハリウッドにでも行ってしまえ。

●いやあ。この世に小劇場役者がいて良かったですね。台本をここまで崩していい、ここまで遊んで演技しても成立する、っていうラインを、つまり現場での遊び方をうまいことリードしてった光景が目に浮かぶようです。生瀬さんと阿部サダヲ。豊かなことです。次があるなら阿部サダヲのポジションを佐々木蔵之介の往年のガチャついた芝居で観たいです。パワーマイムとCGの初共演とか。

●格闘モノなんだからアクションがタルいのはどうにかならんか。ワイヤーで人が飛ぶやつで気持ちいい画になったのを見たことがないんだけど、あれイイか? それ以外にテンポもキモチワルイし、なにより爽快感が無いのはいただけない。おかげで笑いの間も外してるところがある。

●つーか、短いと気持ちがいいはずのシーンを長くダルく伸ばしてしまうのはVシネ監督の癖なんすか。説明過多というか、くどいというか。

●福田沙紀がいい仕事をできたのは予告編だけではないだろうか。最高のセリフではあったが。

●この映画はエンディングの後にもう一山ある。最後まで席を立たないほうがいいです。

●クロマニヨンズなんて出涸らしバンドの歌では燃えない。山本メロディは軍歌なんだ。

●仮面に隠した正義の心、これは山本正之の声で読んで欲しいのだが、演者に対するマスクの効果ってのは馬鹿にできないですね。仮面もそうだが衣装もそうか。深田恭子なんか顕著だったんだろうけど、体の一部、とくに顔が覆われて飾られて別の姿になると、違う人間になったかのように心が開くことがある。仮面舞踏会なんてなそういう破廉恥な遊びだったに違いないのだが、顔を隠すと気分が変わって思い切りが良くなる。こんどやってみんさい。深田ドロンジョ恭子がかわいい理由がわかるだろう。ドロンジョの衣装の効果は、お色気ですよっていうオッサン向けの売りよりも、深キョンの内面に出たんだね。映画を観た人がみーんなドロンジョにクラクラになるっつー効果。

●マスクで気持ちを乗せてさえ、櫻井くんと福田さんったら、マスクをしてない岡本杏理に食われて。

●いい大人がバカやって面白がってるのは面白いです。

●ぜひとも映画館で、とは言わないが、深田ドロンジョ恭子は絶対に観るべき。衣装がどうとか、ドロンジョ様の原作イメージとか、くだらねえこと言ってる場合じゃないくらいに虜ですよ。

●動物も恋人も死なないし、感動も教訓も無いので、そういうのを映画に求めてる人はペットを飼って恋人に毒を盛れ。これはヤッターマンだからストーリーなんかいらねえの。





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最終更新日  2009.03.28 00:56:03
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