ラジオで児玉清さんが推薦というか「これはいくらしゃべってもしゃべり足りない(面白さ)」というような意味の事を仰ってたので、それにつられて読みだす。
3作品、上下巻の全6冊。
帯の推薦文に偽りなし。
最後の巻はページを繰る手ももどかしく読みながら、でも読み終わってしまうのがもったいないと感じつつ、読了。
この3作品のうち、2と3は続きもので、事件の発端から3巻目には物語はとてつもない広がりを見せ、関わる人物が多岐にわたり、ジャーナリストなり警察にしろ、それぞれの立場、行動が丁寧に描かれていて、非常に面白い。
ミステリーのあらゆるジャンルがこの3作品に詰まっているといってもいいほど。
1は2と3の助走だったのでは、と思えるほど面白さが3に向かって音楽用語でいえば、クレッシェンドしている感じだ。
主なる人物の一人、「ドラゴンタトゥーの女」のキャラクター付けが特異で、またそれが物語の重要要素になっているのが、この作品の魅力になっている。
残念なのは著者が1の発売前に心筋梗塞で亡くなってしまったので、続編はいくら望んでもかなわないということ。

ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女 上・下

ミレニアム2 火と戯れる女 上・下

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上・下