21世紀の経営には対話が必須だと思うんですが・・・
経営のオペレーションソフトを21世紀型に変えよう !・・・とハーバード・ビジネスレビューでゲーリーハメルが訴えて以来経営の未来 posted by (C)acb 同氏による「経営の未来」とか ダニエルピンクの「モチベーション3.0」などが発表されそれを読んで実践してきた私にとっては 社員の内発的動機でありそれを引き出すための対話に時間を使うことは 設備投資同様に生産性改善のための「投資」とまで割り切ったものだったんですが・・・モチベーション3.0 posted by (C)acb 世の中的にはまだまだ認めてもらえていなくて・・・モチベーションの段階 posted by (C)acb 「社員が自ら考え行動してくれたらいいね!」・・・とは同意してくれてもそうなるために お金を使うっていう判断は なかなかしてもらえないのが現実です 前回 対話について同じようなことを書いたのですが・・・その時 万協製薬の松浦さんから 「理解されないなんて・・・そんなことはない」「現に私は 対話と戦略両方で会社を運営している」とコメントをいただいたんです。 松浦さんが経営する万協製薬は2009年だったか日本経営品質賞を受賞されていて対話を軸に社員をエンパワーメントしていて それが当たり前になっている会社 こうして当たり前になっちゃうと 確かに対話を軸に納得して内発的動機で仕事を進めていくことが大事なんだ・・・と腹に落ちるんですが・・・ 世の中の多くの人にとって まだまだ当たり前になっているとは思えないんです 日本経営品質賞がイマイチマイナーで株式市場でもあまり評価されないし 経営者のなかには「なにそれ?」っていう方がいらっしゃるのも まだまだ内発的動機って当たり前じゃないんですねポチッ!っと応援お願いします。Facebookの いいね! のノリでこの文字列の上をクリック お願いします なんとか戦略を実行したい・・・とは思ってもそのドライブに 対話による社員同士の共有を選ぶ人って少なくて・・・ 天竜精機の社員ですら 「話し合いなんていつまでやっているの?その分 機械を組み立てた方がいいのに・・・」っていう声が消えることはなかったんです。 例えば銀行 マイナス金利の影響で 金利は最低水準 例えば1000万借りていて 年間0.1%金利差があったとしてその金額は1万円でしかありません。 そういう中で 差別化できるのは 顧客接点の部分の心地よさ自社のことを良く解ってくれていて 的確な情報だったり質問をしてくれた方がきっと選ばれるんじゃないかなァ・・・って思うんですが 本部が指示することは ノルマだったりキャンペーンだったりでそれだけでは戦えない・・・っていう感じです M&Aに熱心な銀行さんでも・・・こういう飴とムチでの外発的動機での経営では 例えば「お宅の息子さん 会社を継いでくれそうですか」とか「相続税の税額は御存じでしょうか?」といった 深く突っ込んだ話はリスクが高くて なかなか切り出せません。 何もしなかったら失敗しないのに わざわざリスクを冒すには「この会社のために」・・・といった 確固たる信念であり 経営者との人間関係が大事なんですが・・・これが生まれるのって 納得し 本来の目的を考え・・・と内発的な部分が本当に大事なわけです 私はトヨタに入社した当時 トヨタとGMの比較をしたのですが1980年当時の規模は 利益でも何倍も違うし 生産台数だって比べるのがおかしいくらい・・・ それが今日逆転してしまったのは GMは本部エリートの実に考えさせたのに対しトヨタは現場の第一線の社員にまで考えさせ その提案を重視したこと・・・って私はそう理解しているんですが まだまだ 考えてくれるのは当たり前 何故考えてくれないんだ?仕方ないから 成果主義で給料に大きな差をつけモチベーションにしよう・・・っていう考え方が いざとなると抜けないんでしょうかね? 確かに 対話の投資対効果って 計算しにくいのは事実ですがねぇ ←このバナーをポチッ!っと応援クリックしてくださいね。人気ブログランキングでの順位に反映されます。