カテゴリ:地元の企業
先日 書いたことがありますが この街には 純米吟醸酒の造り酒屋が
あります。 昨日は その会社の株主総会でした。 社長さんが 最近の アルコール離れ 特に 日本酒離れを嘆いておられます。 せっかく いい酒を造っても 利益が出ないのだともおっしゃいます。 純米吟醸酒を作っている”蔵”は 全国で11蔵有るそうです。 その蔵のお酒の 平均価格は 2,000円~2,500円だそうです。 そこの会社のお酒は 1,650円 コンサルタントの先生が 「こんなお酒が 毎日飲めるなんて 信じられません。」 ・・・ とおっしゃっていたのは この価格の事だったんですね。 人気blogランキングへ 人を 感動させる品質であり 価格な訳です。 ところが 社長さん この純米酒にはやや後悔気味です。 これ以上は安く出来ないし 消費者は 安いお酒を求めている。 ならば アルコール添加の 安価なお酒の方が 良いのではないか? かなりの投資をして 設備も整えたのに 日本酒を取り巻く環境は 厳しいようです。 しかし 根源的な問題があります。 私は 自分の知人 20人以上に聞いてみたのですが、実は このブランドが そんなに価値のあるものと知っていたのは 一人もいなかったのです。 残念な事に 株主(そんなに多くないのですが・・・)の中でも 知らない方が いらっしゃるのです。 こんな状況の中では 純米酒 の是非を判断するのは 危険です。 せっかく差別化していて 専務さん(社長の息子さん)が 味には自信を持って いるのですから ・・・ 単に おいしい のと その成り立ちを知って おいしいのでは きっと 違うのではないでしょうか? ・・・ なんて お酒を あまり飲まない私ですが 「酒離れが進んで どんどん希望がなくなって 来年も きっと 今年より 悪くなるでしょう 仕方が無い事です。」 なんて いつも言っているとしたら 従業員の方々は 夢も希望も持てません。 少なくとも 「どうしたら お客様に 知って頂くか?」という戦略を 考えて行くべきだと 生意気ながら 発言した次第です。 裏では 若い杜氏である専務をたきつけながら・・・ ビジョン とか 夢とか 会社経営には 欠かせないと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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