いい会社ってどんなだろう

　テクノネット駒ヶ根の事業として　若手経営者の事業承継に向けて
「経営する目的を話し合う」オフサイトミーティングを実施していて
この輪が広がってきているのですが・・・

　その狙いは　私自身が事業承継したとき　
「社長であらねばならない」という余裕のない精神状態から
「社長は楽しい」という精神状態に変化したのはなぜか？

　この問いに対する答えとして　何のために経営するのか？を
「私が○○したいから・・・」という主人公として語れるようになったことだ
という気付きを承継前に掴んでいたら　きっと事業承継はうまく行く
・・・ということなんです。



　「ねばならない」でスタートするより「自分の満足を追求する」とスタートした方が
何倍もパワーが出る＝経営がうまく行く・・・と経験してきて

　実際参加した初めのころは　社長の息子に生まれた・・・ということを
半分くらい苦痛として捉えてしまうメンバーの顔が　変化して聞くのを見るたびに
始めて良かったなァ・・・と思うのですが

　目的を見出した　そして　同じ境遇の仲間と何でも話し合える・・・
という安心感のあるネットワークも同時に手に入れることは　今後の財産になる
そう確信しているんです。



　そんなときに　当社はM&Aという手法で事業承継を果たし
その買い手であるセレンディップさんの顧問である内藤さんとの縁を得たんです

　内藤さんが　東海地方の（限定はしていないかも知れませんが・・・）
経営者を支援したい・・・とメンターズ倶楽部というのを立ち上げていて

　ただ　満足できる活動にはなっていないのだ・・・と悩みを話してくださって
駒ヶ根でやっている活動を　他の地域にも展開して　ネットワークを広げたい
・・・という私の希望とぴったりマッチ


食事会でした posted by (C)acb

　じゃあ　名古屋でも似たようなことをやってみよう・・・と
今回お試しで　名古屋の次世代経営者5人に集まっていただいて
食事会をしてきたんです。


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　ずいぶん前置きが長くなっちゃいましたが・・・
以前から経営者オフサイトを通じて知り合いだった　ユニケミーの濱地さんを通じて
仲間を集めていただいて今回の集まりになったのですが

　日程を決めたり　集合場所を決めたり　それぞれに連絡を取ったり・・・と
正直　事務局があるとお任せできることを　駒ヶ根という遠隔地から　濱地さんに相談しながら
やってみて

　テクノネットの事務局を市役所が担ってくれている　このありがたさを痛感
彼らがいるから　私なんか次々新しい企画を立ち上げられているんですね。
まさに大感謝ですよ。



　場所は名古屋駅の前
高島屋の上のレストランコーナー　とり五鐡　というお店ですが　ここを決めるのも
濱地さんがいなかったらできなかったかもしれんね。


名古屋駅前 posted by (C)acb
　
　今回集まっていただいたみなさんは　皆さん経営者としての勉強をされていて
意識の高い方たちばかり

　塾のような場所で　コンサルの先生からいろんなことを学んでいらっしゃるメンバーでした。



　私が狙いとしているのは　そういう勉強をしたい・・・と心の底から思う
このモチベーションの醸成なんです。

　だって…ネバならないだったら　学にしても　半分義務感ですから・・・
まさに大学生の勉強と　自分でお金を払って学ぶ社会人大学生・・・くらいの差が
きっとあるんじゃないかなァ・・・と

　私が目指すのは　社会人大学生が持つ欲求レベルっていうわけです。



　まあ・・・話合った中身は　自分の態度が「ネバならない」から「社長満足」に
変わったときの経験だったり　内藤さんがポッカの社長だった時に　会長のお兄さんと
経営の主導権について　「私に任せるか　私を辞めさせるかどちらかにして欲しい」
と談判して　経営への口出しを止めてもらった話など・・・経験でしかないのですが

　お父さんとうまく行っていない・・・っていう悩みは　ここでも一緒

　創業者のお父さんが株式を持った状態で残っていらっしゃったら
そりゃ　口を出さない・・・っていうのが無理な相談

　次世代の経営者は　その辺を前提に経営しなくちゃなりませんから
やっぱり覚悟というか　自分なりの経営の目的を明確に言葉にしておく必要が
あるんですよね。



　そんな話し合いは
現在進行形の皆さんからは　おおむね好評・・・だったかな？


続けることに賛成？ posted by (C)acb

　次もやってみたい・・・ということで　やり方をさらに考えるとして
お試しの話し合いは　評価は「可」？　「良｝？

　

　駒ヶ根の活動と交流できたら　ネットワークが一気に広がって
今は全く考えていない　ビジネス上の交流だって　視野に入るかもしれないなァ
・・・と感じて　やって良かったですよ。

　それにしても・・・こういう事のために名古屋まで出かけちゃう私って
いったい　なんておせっかいなんでしょうね。


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