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テーマ:韓国!(16894)
カテゴリ:韓国・ソウルで文学
突然ですが、韓国で「かぼちゃ(南瓜)」というと何をおもいだします? きょうたまたまスーパーでこんなかぼちゃの光景を見かけたもので・・・・ わたくしめ含め、カボチャというとこれを真っ先に連想してしまうのですが。。。 日本でカボチャといえば、上の写真のような中身がオレンジ色の「かぼちゃ」っていいますよねえ。 韓国ではかぼちゃを「ホバク」といいます。ちなみに上の日本でいうかぼちゃは写真の値札にも書いてありますが普通「タノバク」「タン・ホバク」といいます。タンというのが甘いという意味があるので「甘いかぼちゃ」といったところでしょうか。写真のものはニュージーランド産(ニュージーランドで栽培されているというのも韓国に来てから知りました)ですがタノバクは輸入物がかなり多い感じがします。
で、下の写真の上の黄緑色のものは韓国料理でよく見かけるものです。 これも実はかぼちゃで、韓国では「エホバク」といっています。「幼いかぼちゃ」「赤ちゃんかぼちゃ」とでもいいましょうか。これ、最初、料理に出てきたときはキュウリかと暫く思っていたんですが、かぼちゃということでビックリした覚えが。 写真の真ん中と下にラップに包まっている2つが写っているのがズッキーニです。商品シールには「ズッキーニ・ホバク」とかハングルで書いてありましたが、エホバクとは風味がちょっと違います。 で、この「ホバク」っていうのが、結構翻訳するときが泣かせもので、直訳して日本語で「かぼちゃ」とただ訳すとイマイチ原文と違ってしまうことが多々あります。特に文学作品のなかで「(韓国の)味噌汁に「ホバク」が入った」云々という文章があれば、大概「エホバク」の方を指しているので、日本語でただ「かぼちゃ」とやってしまうと、日本の読者と韓国の読者で違ったかぼちゃを連想してしまうことになってしまうことも。。。。 辞書を見てもこの当たりが結構、ちゃんと書いていないものがあるので、実際に韓国で生活してみて違いがようやく分かる、といった感じです。(某有名辞書には「ヌルグン・ホバク」(時間経過してよく熟したかぼちゃ、とでもいいましょうか)が日本のかぼちゃ、と書いてあるんですが、韓国で普通「ヌルグン・ホバク」といえばオレンジ色の皮をしたちょっと大きめの韓国おかゆに使うかぼちゃを連想します。なので日本のかぼちゃをイメージするときは「タノバク(タン・ホバク)」の方がぴったりします) わたくしめは、最近は「ホバク」というと黄緑色の「エホバク」を真っ先に思い出してしまうようになってしまいましたが、これも韓国生活が長いからですかねえ。。。
↓ 韓国のエホバク、日本でも売っているんですね。九州産かぼちゃもおいしそう!あ、ニュージーランド産もありますね。かぼっちゃって結構国際化された農産物なんですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月12日 20時57分51秒
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