韓国ソウル便り 私の韓国レポート番外編

[韓国で食べる] カテゴリの記事

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• ソッラルのお膳と嫁

  写真はタイトルそのままです。ソッラルとは韓国語で正月のことです。昨日は旧暦のお正月。家族が集まって正月のイベントがあるわけです。その模様のいくつかを写真の収めてきました。朝食はこんな感じで、日頃とは違ってご馳走が並びます。牛カルビ煮、イシモチ焼、雑菜（チャプチェ）などなど。今年はスープに松茸が入ってました。普通は牛肉大根スープなんですけど、今年は松茸を誰かが手に入れたのでしょう。でも、なれない料理を作ったせいでしょうか、あまり美味しくありませんでした。下の写真は、嫁達が台所で働いている姿です。名節のお膳など出し下げすべてを嫁、つまり息子の妻達が共同作業で行います。仕切るのは長男の嫁です。そして少なくとも前日から来て下ごしらえをしなければなりません。買い出しなどの段取りは、ふつう嫁達同士連絡をしあって、行うようです。男達や娘は何もしなくていいことになっています。（娘は嫁に行けば、この日嫁ぎ先で苦労をする）つまりは、くっちゃね状態で、嫁達がひたすら苦労をします。食事のみならず、食後の果物を出したり、珈琲を入れたり、お客が来たら、またお膳を出したり・・・。一日二日嫁ぎ先で過ごして、そのあと実家へ挨拶に行ったりするわけです。お疲れ様でした。人気blogランキングへ

  2006.01.30

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• シゴルパプサン

  好評だったシゴルパプサン店の外観写真とインテリア写真を上げておきます。田舎の家というコンセプトでして、小さい店ですが雰囲気をちゃんと出しています。アジュマも感じ悪くありませんでした。人気blogランキングへ

  2006.01.21

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• この食堂はすごかったゾォ！

  今日のランチは、明洞の「シゴルパプサン」という店に行きました。訳せば「田舎のお膳」ですが、店の前には日本語で「田舎の食卓」と書かれています。こういうタイトルを掲げている店は、普通「庶民風韓定食」のお店です。ご飯とチゲとたくさんのおかずという韓国料理基本アンサンブルなんです。はじめて入ったのですが、いやー、この店もすごかった。たくさんのおかずが並びました。おかずが35種類ですね。少しずつしか出てきませんでしたが、ここは韓国です、お代わりすればおかずを足してくれるはずです。一人では入れません。二人からＯＫです。人気blogランキングへ

  2006.01.20

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• キンパプ天国！

  お昼はときどき「キンパプ天国」という食堂へ行きます。数年前にキンパプ（海苔巻き）屋さんが繁盛して、どこもかしこも海苔巻き屋になったのですが、そのなかでも最近人気なのが「キンパプ天国」チェーンです。24時間営業でアジュマたちががんばって厨房を守っています。味より安さで勝負しているのですが、それなりの味を出しているところがミソなのでしょうか？明洞駅前の「キンパプ天国」には日本人観光客も多く、日本人だと分かるとさりげなく日本語メニュー版を出してきてくれます。今日もいってきました・・・人気blogランキングへ

  2006.01.18

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• 明洞で台北の味を「鼎泰豊（ディンタイフォン）」

  昨日、駐在員の友人に夕食を誘われました。行き先は明洞にできた鼎泰豊（ディンタイフォン）という台湾系点心レストランで、台湾台北に本店を構え、日本をはじめアメリカ・中国・シンガポール・インドネシアと韓国に支店を出しているそうです。さすがに並んでいて、入口で20分くらい待ちました。お店のインテリアは、高級感があり（高級料理店ではないが）落ち着いて感じがよかったですよ。友人は台北で経験ずみなのでメニューはおまかせしました。あれこれ注文したのでおなかいっぱい。あまりに食べ過ぎたので、その後消化を促すため、明洞・清渓川を散歩することにしました。人気blogランキングへ

  2006.01.17

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• 王様気分のランチ（サムパプ編）

  今日の昼食時、なぜか「チャングム」の話に花が咲き、その勢いで「厨房は余のスラッカンなるぞ」とばかり、行きつけ食堂のアジュマがいる調理場に向かってシャッターを切りました。今日のメニューは「サムパプ」です。お値段一人あたり5000ウォン。いかがですか！豚肉とテンジャンチゲとサンチュなどが付いてきて、結構豪華に見えます。「サムパプ」は値段の割にはそれなりの量感があって、私としてはおすすめ韓国料理の一つです。今晩は、ジャズライブを聴きに大学路へ行って来ます。ジャズギタープレーヤーの友人から「聞きに来い！」との文字メールが入ったからです。彼はテレビ（ケーブル放送）にでてたり、ウェブ上で動画講座を開いたりしている男なんです。もちろんブログでも報告する予定です。なお、写真の吹き出しはフィクションです人気blogランキングへ

  2006.01.13

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• 真冬のアイスクリーム

  韓国人は真冬のアイスクリームが好きだという話があるので、事務所の韓国アガシ・ユジン氏に聞いてきました。「夏にアイスクリーム食べたら、もっと暑くなるから食べないんです」つまり、アイスクリームは冬の食べ物という話。以熱治熱という言葉が韓国にはあります。熱をもって熱を治めるという意味ですね。それで昨晩家内とアイスクリームを食べました。プレミアムアイスだと思うのですが・・明日の昼の便で日本に発ちます。人気blogランキングへ

  2005.12.29

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• ソウルのふぐ刺し

  昨日は日記書き込みお休みしました。先日の事故でディーラーに行ってきて、傷の査定をしてもらい、営業の人に会って別の修理業者を紹介してもらい、わざわざ業者に人にうちに来てもらい、修理などの説明を聞いて・・そういえば極寒の夜にミニスカートへそだしルックの女性も見かけました。おなか冷えて下痢したらどうするの？さて本題は、食べ物ネタです。ソウルのふぐ刺しの写真です。日本と比べるとどうなんでしょうか？真ん中にあるのがネギと芹です。これらを刺身で巻いて、ポン酢につけて食べるというわけですが・・・人気blogランキングへ

  2005.12.23

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• ソウルで食べたふぐの白子

  韓国ではふぐの店をよく見かけます。大邱・亀尾ではよくふぐ屋に連れて行かれました。さて、写真はソウルの某ふぐ屋で出てきたトラフグコースのふぐちりですが、秋となり冬となると白子が出てきます。ふぐの白子って漫画「美味しんぼ」に出てきたんですね。テレビアニメで偶然見て、「ああ、珍味なんだ」と始めて理解しました。この店では「しらこ」とか「ぽんず」とかの単語を店員が使っていました。(わけあって、しばしば食べに行きます）写真：左側に白子が写ってます。人気blogランキングへ

  2005.12.17

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• ソウルの送年会、こんなもの食べました！

  日式刺身屋で送年会しました。事前にいろいろなおかずが出て、それなりにおなかがふくれた後に写真のように刺身が出てきます。刺身の後にもメウンタンなりご飯なり出てくるわけです。こういうスタイルの刺身屋にも何度か日本のお客さんをお連れして行きましたが、くつろげて食事にお飲み物、楽しめますから、結構喜んでもらいました。送年会は無事に終わり、来年の準備を進めています。よくよく考えると今年はいろいろな変化がありました。足がかりを作った一年でした。関連ブログ大久保刺身センターひらめ（ノリャンジン魚市場）人気blogランキングへ

  2005.12.15

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• 狎鴎亭でサムギョプサル

  子供のリクエストで夕食は息子と二人でサムギョプサルを食べに行きました。（お母さんは、Wウォーカーヒルにお出かけ・・）今回は初めてのお店でしたが、いつも外から気になっていたお店です。サムギョプサル専門店ですが、なんと出てくる包み葉っぱが半端じゃありません。もちろん、葉っぱはサムギョプサルの基本ディッシュです。韓国人は包んで食べるのが好きですから、こういう葉っぱを見ると喜んでしまうように思います。もちろん、私も喜んで葉っぱを食べまくりました。（狎鴎亭でもあり、サムギョプサル自体は一人前8000ウォンと高めです）関連ブログ□ サムギョプサル□ 今日の晩ご飯はサムギョプサル□ サムギョプサル・・・。人気blogランキングへ

  2005.12.10

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• ソウルでアメリカンスタイルチャイニーズフードを

  先日、雪が降った日のことです。家に帰ってきて低気圧のため（雪が降ろうとしていたから）眠気に襲われ、服を着たまま少しベッドで休んでいると、姪とその友人がやって来て「雪降ってるでぇ」っと叫びはじめました。その声に目を覚まして、ふらふらとリビングに出た私。「食べてへんやろ。なんか食べよ」寝覚めで食欲がはっきりしないので、ちょっと変わったものでも出前でとろうと提案。姪は「じゃ、これ」と変わったチラシを持ってきました。中華料理店のチラシですが、アメリカ式だそうで、「これはコロンボ刑事が食べていたやつだな」と直感しました。ごらんの通り、お皿じゃなくて、紙容器に入って配達されました。人気blogランキングへ

  2005.12.07

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• 清潭洞のちゃんこ鍋屋

  午前中にお客さんの所に訪問すると「清潭洞に若乃花のちゃんこ鍋屋『若』ができてますよ。おすすめは『塩』です」と上手な日本語で教えていただきました。（韓国企業日本支社の支社長さんですから）ヨン様が来たとかで、日本では結構報道されていたんですね。（知らなかった）顧問との打ち合わせを兼ねて、早速夜に行ってきました。受能試験があったためソウル市内の道は混んでいましたが、清潭洞あたりはいつもと同じ。グッチの店の横の路地を入ると、まるでクラブ（飲み屋）のような看板が目立たなくありました。入口には若いお兄さんが座っていて、クルマを店の前に着けると「『若』に来たんですか？」と聞いてきました。この辺の店はバレットパーキングをやってくれます。つまり、駐車代行ですね。清潭洞とはいえ、小さい看板に小さなお店なのにお客は少なくありませんでした。（韓国ではオープンしたなんていうつまらない報道はなかったと思います）隣は韓国女性（中年）を前に韓国語を駆使して話している日本人のおじさん。韓国人だけの客も多いし、日本人の接待で来ている風の日本語を駆使している韓国人ビジネスマンもいました。写真上は入口、見えるおじさんは日本人でした。写真下は店内。関連ブログ□ソウルにもオープン！「Chanko Dining若」□ちゃんこ若・・ソウル人気blogランキングへ

  2005.11.24

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• 明洞の回転寿司

  先週のとある日、明洞の回転寿司屋にいってきました。ここは二度目ですが、繁盛しています。日本人の客もいました。辛い者が食べれない観光客か駐在員が来るんでしょうね。回転寿司はソウルで増え始めました。うちの近所にも二軒できたほどです。ネタぞろえも日本の回転寿司とほとんど変わりませんし、板前さんに日本語で注文しても通じます。いきのいい挨拶も韓国語ではありますが、日本風にやっています。ただ、お茶（あがりでしたっけ）がティーパックなのが残念なところです。日本でもそうでしたっけ？値段は日本よりも若干割高かもしれません。なにしろ日本では百円寿司でも最近は圧倒的な質感ですからね。人気blogランキングへ

  2005.11.16

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• ソウルの居酒屋第二弾！

  先週の土曜日、妻のお兄さんが来ていて、夜遅くに「飯食べに行こ」というので「んじゃ、イジャカヤですね」と子供も連れて一緒に行きました。二回目のソウル居酒屋体験です。入口には日本の居酒屋風のメニューがあって・・、いやー完全にジャパニーズスペースですねぇ。こんなに韓国に日本が再現されているとは知りませんでした。ここの店は、先回日本そのままよりも日本的演出のお店でしたけど、まあこれで充分ですよっていう感じです。人気blogランキングへ

  2005.11.15

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• トガニタンを食べる

  昨晩、妻から「トガニタン、食べにいこ」という電話が入る。「トガニタン」はカニ料理ではない。軟骨？入りのソッロンタンだ。いつも、「夜遅くに食べるな」「外食はするな」と戒める妻にしては珍しい誘いだ。場所はアンセ病院交差点にある「トクンチプ」24時間のソッロンタン専門店。実は、お客さん同席の食事だった。40代中盤の母と中三の娘の二人。人生の転機に立っている人らしい。ま、深刻な話はせずに食事を終える。家に帰るとＳＢＳテレビで韓国映画の「マラソン」をやっていた。ＤＶＤは持っているが、思わず見入ってしまった。チョスンウの演技にあらためて拍手。※今日は、事務所の引っ越しです。関連ブログ行ってきました下町食堂！美肌作りにコラーゲン！ランチはトガニタンで決まり！人気blogランキングへ

  2005.11.15

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• 明洞で会食を

  この写真、昨日会食したお店ですが、まるで日本のお店のようですね。場所はソウルの明洞で、金室長のお気に入りの店です。この店は完全に日本スタイルで、ほとんど韓国化されていません。アルバイトのおねーさんも留学生だったり在日韓国人の子だったりします。（韓国語の発音が明らかにおかしい。というより日本語の方が上手。というかほとんど日本人）料理もお酒も日本の居酒屋と同じなの、日本の好きな若いお客さんが多いお店です。（値段は日本より少し割高だと思います。しょうがないですね）昨日は5人で食べて12万ウォンくらいでした。

  2005.11.12

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• 韓国でカレーに目覚める

  韓国のカレーは一般のおいしくありませんので、食べないでください。というのは普通の店でカレーメニューがある場合の話です。先日、南大門で新装開店した新世界百貨店の地下でインドカレーを食べました。調理をしているのはホントのインド人。本格インドカレーは初体験。日本人の友人と百貨店地下に行ったとき「インドカレー、おいしいんですよ」と勧められたからです。意外にいけました。それで今度はその彼と狎鴎亭駅近くのインドカレー屋で会食。コースを頼んだら、ちょっと高かったですけど、インテリアはいいし、雰囲気のいいお客も多くて、まあまあよかったわけです。インドカレーのみならず、「カレーで勝負するぞぉ」という意気込みのカレー専門店が誕生しはじめています。体験したらレポートします。写真は昨晩、狎鴎亭ロディオ通り付近で見つけたとても素敵なカレー専門店。店内のボサノバが外にも聞こえてきて、インテリア共に素敵な店のようでした。妻と二人で通り過ぎただけで中には入りませんでした。関連ブログ韓国カレーがおいしくないという証言韓国でカレー屋が繁盛していないという証言

  2005.11.09

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• やっぱりテジカルビがおいしい！

  先回は、牛の骨付きカルビをお見せしました。でもやっぱり、テジカルビ（豚カルビ）をおすすめします。先日、仁川にある友人の家を訪れました。夜遅くに食事をしようと言ってあったので、近所の焼き肉屋に飛び込みました。牛カルビもある店でしたが、テジカルビを注文。名前も「王テジカルビ」です。でてきてびっくりしました。「あれっ？これ、まちごうてんのとちゃう」見るからに大きな牛カルビのようでしたが、実はれっきとしたテジカルビ。（おなかが空いていて、生肉の写真は取り忘れ）味も炭焼きでなかなかおいしい。しかし妻は、「甘いからおいしく感じるのよ」と冷たいお言葉。おすすめの店ですが、全く観光地とはかけ離れた住宅街なので、どことは紹介できません。（というか、どこなのか私も分かっていない）テジカルビは甘いたれに漬け込まれて、なぜか柔らかくなっている肉を炭焼きで外赤外線を放射することでおいしくいただけます。値段も安いし、テジカルビのお店は庶民的でソジュ（焼酎）も合うので心ゆくまで楽しめます。

  2005.11.07

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• 韓国の道ばたで売ってるホットク

  寒くなると道ばたには写真のような商売が始まります。ホットクといいますが、小麦粉の中に蜜などを入れて、鉄板で焼きます。油でべちょべちょで、あつあつの蜜がとろっと流れ出て手に付いたりするとやけどします。値段は最近の相場で500ウォン今が季節です！関連ブログお菓子作り ホットクほっとけないホットクホットク

  2005.10.31

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• ブデチゲ食べたい！

  ソウル、今朝は寒いです。事務所も古い建物（1930年代最初に建てられ、その後増築）なので窓枠いっぱいにビニールを貼ったり、（二重窓効果）電気ストーブなり温風ヒーターなりを買ってこないと・・・こんな日は暖かいものが食べたくなります。プデチゲ！写真は「ノルブブデチゲ」というチェーン店で撮ったものだと記憶していますが、ソーセージ、スパム、朝鮮餅、ネギ、キムチ少々、上にはとろけたチーズが乗っていますよね。

  2005.10.31

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• 韓国フュージョン料理

  韓国料理ってキムチ焼肉以外にどんなのがあるの？と聞かれるとちょっと困る。その理由は新しいフュージョン料理が次々と開発されて、何をオリジナル韓国料理と呼んでいいのか分からなくなっているからだ。開発は開発研究部で開発されているのではなく、主に食堂のアジュマたち、それもこれから新規で食堂をはじめようというような起業意欲のあるアジュマたちが開発したりする。当たれば、模倣店が続出して、あっという間に全国区となる。プデチゲもしかり。「部隊チゲ」とは米軍基地からの流出したソーセージやスパムを材料にすることに由来した名前だ。「タッカルビ」だ「チムタク」だのどんどん増えている。丈母ニム(妻の母）がおごってくれるというのである食堂に入った。ここも新種の料理をメインとした焼き肉屋であった。サムギョプサルとキムチとチュクミ(小たこ）を野菜と一緒に焼く。写真にあるように鉄板はかまどの釜のふたを原形としたもので、これも以前に突然流行したスタイル。下に油が落ちるというあんばいだ。それでこの料理、正直量が多すぎた。さすがに学生など若い人に人気があるようだ。定着するかどうかは、これからが勝負であろう。

  2005.10.14

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