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テーマ:中国&台湾(3300)
カテゴリ:好きな音楽
私が香港にいた95年前後など、彼女の絶頂期でした。 その後、「第二のフェイ・ウォン」と呼ばれる女性シンガーが何人出たことか。 私がわりと聞く今の歌手・泳兒(ヴィンシー)だって、フェイ・ウォンに声が似ていると言われたりしますしね。 北京出身の彼女ですが、香港でデビューしたので、最初の頃は広東語のCDを出していました。 彼女がブレイクするきっかけの曲「容易受傷的女人(傷つき易い女性)」も、勿論、広東語。(これは、中島美幸嬢のカバーですが、日本ではシングルカットされていないので、日本人には、あまり馴染みの無い曲かも) その後、初めて出したフル北京語(普通語)アルバムが、写真の「迷」(1994年)です。 彼女がこのアルバムについてインタビューを受けてる番組で、「時間不足で、いま一つ満足していない作品」と言っていましたが、私はこのアルバムが、かなり好きです。 それまで、北京語の音楽はろくに聞かずに好きじゃない!と避けてましたが、彼女の北京語の響きは、どこか・・フランス語に近いヨーロッパの言語のようで、とても美しく感じました。 そして、それからは食わず嫌いをやめて、他の歌手の北京語アルバムも聞くようになったんです。 ちなみに、このアルバムでは彼女の名前が違ってます。うろ覚えですが、王菲と言う名前は、かなり高貴な意味になるらしいので、初期は名乗ってなかったようです。 もっとも、その後「もう、広東語の歌は歌わないわ」などとワガママ放題ちゃんになり、徐々に人気が下降線になって行きました。 彼女は、日本でもファイナル・ファンタジーのテーマ曲(英語)を歌ったり、日本のドラマに出たりしてました。 2001年のドラマ「うそこい」は、最終回が911の為、最初の10分ぐらいでカットされちゃったんですよねぇ。(後日、深夜に再放送されてましたが) そんな彼女ですが、今は半引退状態です。 それでも。 やっぱり、未だ人気があるのでしょう。去年の10月に台北に行った時も、新しいベストアルバムが発売されていました。(一体何枚目の 既に数枚ベストアルバムを持っている私は、流石に、買いませんでしたが。 90年代〔口既〕香港音楽-1は こちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年03月12日 11時37分30秒
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