牛と鷲と虎と

思い込み効果（プラセボみたないやつ）もあるとは思うけど、スピード社の水着はやっぱ記録に貢献するようで。

イギリスの素材開発もなかなかスゴい。もちろん、素材開発だけでなく、製品にする過程での形態や縫い方、仕立て方のノウハウなど前方面的な開発も重要、それを長年かけてやってきた成果ってことなんです。

別に五輪で金をとることは、非国民の私にとってはどうでもええんですが（五輪に選手を持って行かれて、ペナントが不利になるのはやだな～って発想の人間ですので）、そういう開発で日本も負けておれませんよ。山本の素材もスゴいらしいんだけど、素材だけで勝負できるはずないんやもん、メーカーがよほど必死にならないと、今からでは間に合わないんちゃうかなあ。

水着に限らず、いろんなスポーツ衣類や道具の開発には、多くの人や企業の努力がある。いえいえ、スポーツに限らず、生活全般、モノ作りが今の快適な生活を支えておりますのよ。薬だってそうだし、医療機器でもそうで、おかげで命が助かっているんですからね。

が、しかし、これまで、そういう側面にスポットが当たらなかったけらいがあるって、、、私はいっつもそれを感じております。ですからね、このスピード水着騒動で、素材や製品開発がいかに重要か、それを多くの人に知ってもらえたらええなあ、と思うの。

でもって、理系離れが叫ばれているし、素材開発やそれを製品にする科学技術って分野にもっと人が入ってきて欲しいなあ、っていつも思っているんですよ。ツボにはまれば、面白い分野と思える人って多いと思うんだけどなあ。こういう世界もあるんだって、そう思う人が増えてくれたらええなあ