コ・パイロットシート交換
コ・パイロットシートなどといちびった表現してますが、要するに左のシートですね。ご存じ僕の車は運転席のシートをレカロSR3に交換してあります。元のシートが悪いんじゃないのですが、フランス車のシートの評判の良さは感じない普通のシートです。何よりレカロはレーシーでカッコいいので交換しました。結果的に良かったのは背中の疲れが軽減されたのと、横Gが気にならないことですね。マイナス点は座面の両端が盛り上がっていることです。まあこのおかげでレースやラリー時は身体が固定されていいんですけど。何しろ僕はレースもラリーもやらない。ドリフトももちろんしない。ははは。そんなわけでものすごく乗り降りがしにくいので助手席にSR3はダメです。でもレカロは付けたいので、数年前酔った勢いで助手席用のシートレールだけは入手していました。SR3の背面にLX系のあまり両端が盛り上がってない座面を組み合わせようと目論んだのですが、そんなに都合よく部品が出るわけもなく、計画は頓挫。コンフォート系のレカロはレールが合いません。八方ふさがりになっていたのですがオークションでふと見つけたのがこれだ!SRSセミバケットシート。レカロではありません。なんとSR3風の背面に両端が盛り上がってない座面がセットされてる!!取り付け寸法等はレカロと同じなので、レカロのレールに合う・・・んではないか。しかも新品1円スタート。無理だろうな―と思って入札したら8,500円で落札。新品のシートが8,500円て・・・ベビーシートかお前は。当然すんなりは付かなかったのですが、シートレール側のシート取り付けボルトがこのシートはM8なので(レカロはM6)ホールを2か所ヤスリでゴリゴリ広げて解決しました。ドンくさいのは・・・このシート、右席用(笑)。興奮して入札したので知らなかった。何が問題かってリクライニングレバーがシート右側にあります。センターコンソールに干渉するかも・・・ですね。しかもそんなレバーがあるもんだからシートベルトキャッチをうまく取り付けられるかが心配でした。結局全く干渉しないのでそれは良かったのですが、キャッチはちょっと(笑)。寝てはりますね。シートベルトは元々挿しにくいのがさらに挿しにくくなってしまいました。赤い矢印はサイドブレーキ。206の日本仕様は元々左ハンドルを無理やり右にしてあるので、サイドブレーキの位置は左ハンドルの時のままなんです。作業風景を写真に撮れませんでした。作業しつつ写真とか難しいや。すでにレールを取り付けて待機しているSRSシートとお役御免になってたそがれている元のシート。SRSは元のシートと比べると背面が薄いので、後ろの座席の圧迫感が少ないです。あと、着座位置が少し低くなります。やっと左右同じような形状のシートになりました。肝心の使い心地ですが、とにかく乗り降りしやすい。左右のホールド感は元のシートの比ではありません。試しに母に座ってもらったのですが「元のシートの何倍もいい。座り心地も格好もこっちの方が上」とのことでした。カミさんも「いやーこれはカッコいい!ホールド感がいい。」チビはもう大満足でしたのでメデタシメデタシです。それからドラレコも付けました。後も撮影できます。ドラレコを付けたら自分が緊張してしばらく慣れるまでは運転疲れました(笑)。それにしてももうおそらく壊れるんじゃないかというオールドカーをいつまでいじるんでしょうね、僕は。