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西アフリカにはリベリアという国があります。

西アフリカにはリベリアという国があります。

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2005年11月01日
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なぜ、リベリアの写真展に、ビーズの小物が登場するのか?

私なりの理由を書き留めておきたいと思います。


今までにも書いてきましたように、写真展へ来てくださった方が、その小物を見ていつまでもリベリアを思い出して欲しい、と言う目的があります。

そして、そこでなぜアフリカンビーズなのか、と言うと、それはアフリカとビーズの歴史を考えたからです。

「トレーディングビーズ」というものがあります。

その昔、アフリカから多くの人々がヨーロッパやアメリカへ奴隷として連れ出されました。

そのときビーズと、アフリカの人々が交換されたのです。
主なビーズはイタリアのベネチアで作られたものでした。

イタリアではビーズ職人をベネチアのムラノ島に強制的に集め、その技術が他に流出しないようにしました。

シェブロン


さまざまなトレーディングビーズがありますが、その中でも上の写真のシェブロンは大変有名です。
大きさや品質によりますが、一粒数百円から数千円もします。


ミルフィオリ


また、このミルフィオリも有名で、その美しさにアフリカの人々は目を奪われ、魂まで奪われたのでしょう。


私が8月まで住んでいたコートジボワールは、西アフリカでも有数の大都会。
さまざまな地方から、多くのビーズが集まります。
西アフリカを中心としたアフリカ各地には、奴隷貿易で入手したビーズがたくさんあったはずです。
しかし、近年、ヨーロッパ人など西側諸国の人々が、このビーズを骨董品として買いあさりました。

ビーズをヨーロッパへ持っていけばアフリカで買った数倍、数十倍の値段で売れるのです。

今はもう、めぼしいビーズは買いつくされたようです。
特別なルートを持っていないと、良いビーズは購入できないということでした。
アフリカは、人を奪われ、さらにビーズも失いつつあります。

アフリカにとってビーズとは、その昔、人々をヨーロッパやアメリカに売り渡して得たものだったのです。


今回私が準備し、提供したビーズは、確かにコートジボワールで買った正真正銘のアフリカンで、いくつかベネチアンビーズも含まれています。
しかし、値段的には特別高価なものではありません。


このビーズを見るとき、アフリカの歴史、奴隷の歴史などにも思いをはせてもらえたらな、というのが私の気持ちです。


いくつか、アフリカンビーズを紹介するサイトをご紹介します。

banabanaさんのサイト。私のアフリカンビーズの基礎知識はほとんどがこのbanabanaさんのトンボ玉ショップから得たものです。

トンボの目玉トンボ玉の歴史が良くわかります。

海外のトンボ玉サイト確かに世界中で、トンボ玉は売買されているんだな、って感じました。


【参考サイトの追加】
なぜ黒人は奴隷にされたのか?

アフリカ分割

はてなダイアリー リベリア

人食い大統領

リベリアで15万人死んだけど反戦デモしないの?






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最終更新日  2005年11月02日 02時51分09秒
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