カテゴリ:甲田療法
中国語を習得されている方の書いた本を読んでいたら、日本はなぜ外来語をそのまま訳すのか?という文がありました。
中国では 例えばコンピュータの事を「電子計算機」と付け、その後「電脳」という言葉をつけた。マウスは「滑鼠」。日本は安易にコンピュータ、マウスと呼び、カタカナ語を外来語っぽくて恰好いいと思っており、漢字力がないのだと。 確かに私も、お洒落だけどパッと読めない覚えられない店名など数々の外来語には疑問を抱いていたところはあります。「何でも外国語の方がいいっていうのはどうなんだろう。日本語には日本語の良さがあるのでは」って。 先日も車での信号待ちの時、母が「この店何の店だろう?」と 首を傾げていたので見ると、一面のガラスに内部は木のカウンター、まるでカフェそのものなのですが、実は美容院。 通りからは一枚の絵のように見えるそのカフェ部分は待ち合い室なのです。 絵の外側、かなり見えづらい位置に小さくフランス語…その下にさらに小さくhair salon(綴り違ったらゴメンナサイ!)の文字が… これでは 母のような世代には解らないですし 行く気も起こらないでしょうね… 歳老いてゆく母を置いてゆくかのように町がどんどん変わってしまうのは 何だか追いやられているようで胸が痛みます…… 逆に 普通に使われてない日本語を駆使しての(あて字とか)店名もあったりしますけどf^_^; 最近は名前も凝りに凝ったのが多くて、外国語のようなカタカナ語にあて字のような名前も多いとか…学校の先生をしている親戚は必ずフリガナを振るようにしているそうです。 だがしかーし、その凝りに凝った名前を本人が気に入っているかというと…姓名判断の先生いわく、本を出すと小学校生くらいのコからの反応が一番多く、しかも「改名したい」というのが大半なんだそうです! あまりに凝った名前は自分だけのものならともかく、人を相手にする場合は必ずしも良いとは言えないってことですね~(>_ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 4, 2006 07:40:03 PM
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