標題のラジオが北米eBayに数台出品されていることを、セカイモン経由で確認しました。参考に出品者さんの画像を載せておきます。
この機種は私も秋葉原で見たことがあり”格好いいなぁー”と思ったんですけど、¥128,000と言う価格に驚き興味を失いました(^^ゞ まあ高校生か大学だったかも覚えていませんが、手の出る価格ではなかったです!
今はオークションで入手可能なわけですが、海外での話はともかく国内では不人気機種のようです。デザインは格好いいのに何故かというと、やっぱり価格でしょうね。検索すると値段が高すぎたとか、音が今一、混信除去性能が甘いなどのコメントが出てきます。
私も既に”通信型受信機”という物の存在を知っていましたし、まともな受信環境を作りたければ以下のような装備が必要だと感じていました。
1.帯域幅の選択:3段階程度?
2.ノッチフィルター
3.大信号入力特性
大信号入力特性とは”非常に強いレベルの電波が出ているときに受信回路が飽和してしまい、ダイヤルをどこへ回してもその局しか聞こえないとか常に混信状態になってしまうような状況だと、お考え下さい。要するに使い物になら無い状態だと言うことです。
所詮ラジオは家電品でSメーターもパカパカ振れるようになっていますから、電界強度に応じた強度表示は出来ないと思った方が良いでしょう。もちろんA局とB局との比較なんかには使えますが・・・。
何故かwebにサービスマニュアルがあったのでダウンロードして中味を確認したら、SW帯は内部で4分割されていたりして多少は手の混んだ構成になっているようです。よく見たらLWとMWはシングルスーパー、SWがダブルスーパーになっていました。スピーカーも9cm品が採用されていますね。
整備途中で放置プレーになっているDR-Q63(RF-6300LBS)と同様に回路規模が大きいので、入手しない方向です:面倒臭い(^^ゞ