RF-B40:2台目の清掃&部品交換開始
今日は2台目のRF-B40を分解掃除&部品交換を始めました。ご覧の通り外回りは概ね美品でしたが、中を開けたら電池液漏れの痕跡が残っていました。まず電池のマイナス電極1つとロッドアンテナの根元が腐食していましたね。ここは画像を撮る前に対処してしまいご覧頂けませんが、ロッドアンテナの根元に液漏れの痕跡というのは随分珍しいように思えます。腐食や異物をカッターナイフの背でこそぎ落とし、ケイグ赤で仕上げて終了です。今回は部品交換しやすいようにメイン基板を取り出しました。下の画像は電源回路とAFアンプ部分です。そしてこのメイン基板だけでこれだけのパーツを交換しました。そして下の画像は部品交換後の電源部とAFアンプ部分です。この裏側の部分も部品交換しています。そしてRF回路の部品交換後です。1台目では交換した第1中間周波のIFTはまだ交換していません。55.845MHzで同調が取れれば交換する必要が無いので、ここは土曜の昼にでも確認して対処します。そしてAF小信号増幅段のトランジスタ2つを、お馴染みの2SC3324-GRへ交換しました。トーン切り替え部分やAF小信号回路のセラミックコンデンサは、メタライズドPPSフィルムコンデンサへ交換しました。物理的な制約でマイラーコンデンサを使うことが出来ない部分です。そしてFM-RF回路も局発コイルと同調コイルの2つを巻き直しました。ここではコイル1つしか写っていませんが、1台目と同様に巻数を増やすように巻き直しています。そしてコントロール回路の周波数設定変更部分も、1台目と同様に設定し直しました。これでFMの受信周波数が76〜108MHzになる筈です。今回活躍したのが先日購入したチップ部品用ピンセットです。普通の先細ピンセットを使うと、チップ部品を摘まんでちょっと力を入れると部品がどこかへすっ飛んでしまうことがしばしばあり、専用工具として購入した次第です。私は秋月電子通商や共立電子産業から買いましたが、楽天でも扱いがあります。【エンジニア SMDピンセット PT-23】高密度SMDチップ部品の取扱いに最適!【ポイント2倍】SMD...価格:1,250円(税5%込、送料別)【エンジニア SMDピンセット PT-21】高密度SMDチップ部品の取扱いに最適!【ポイント2倍】SMD...価格:1,140円(税5%込、送料別)今日はここで終了です。