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2009.03.28
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二冊アップです。




子どもの最貧国・日本

日本とアメリカの現場での経験があるソーシャルワーカーの方の本。
現場の話もありながら、国際比較や数字の話も網羅されており、説得力がありました。
最近「貧困」の話が目に付きますね。
ここでの貧困は、たとえば親2人子ども2人世帯の場合、
「可処分所得で年収276万円」

比べてはいけないと思いつつ、ネパール帰りの私から考えると、
「これは貧困か?」とも思う。
でも子どもを日本で三人育てている親の立場からすると、
「お金はいくらあっても足りない・・・・」

つまり、「衣食住」といいますが、
日本はいちいちお金がかかる。
ネパールはシンプル。
でもそのいちいちかかるコストのおかげで、
安全に夜道を歩けたり(最近はそうでもないか)、
快適にインターネットが使えたり、いつでもあったかいお湯が出たりするわけで。
社会的なインフラのコストって、結局毎日負担しているんですよね。
ネパール人の義母は「日本は本当に道もきれいでどこ行っても快適でみんな仕事もあって、夢のようだわ♪」といって帰って行きましたが、
うちらそのうらでいくら税金払っていると思う??と言いたい。


さて、特に印象的だった二点。
詳細は本を読んでいただかないと説明がムツカシイのですが、

1、政府介入の、子どもの貧困率への影響

おおむねどこの国も、
「税金と所得保障による政府の介入は子どもの貧困率をかなりの程度押し下げることに成功している」
のに、

「日本では政府の介入は子どもの貧困率を下げることにほとんど寄与できていないどころではなく、
逆に介入によって貧困率が上がっているのです。
これは異常事態だといえるでしょう」


なんで!?つまり「取られる分が多い?」ってこと?
そのお金は・・・老人に回っているのでしょうか?

2、「住宅貧乏」の国、日本

すべては結果の数字ではあるのですが、
やはり傾向は重要なので、心に留めておきます。

保護を必要とするような深刻な児童虐待を受けている子どもたちは、多くの場合、賃貸住宅で暮らしていることが分かります。(根拠の数字あり)

賃貸住宅と持ち家では、居住水準(床面積)にかなりの格差(1:2.7)があり、諸外国と比べるとその差が顕著だといいます。
(根拠の数字あり)

私も仕事のなかで、借家やアパートに住む児童虐待があるとされる家庭の多くが、
部屋数で言えば二間や三間以下の住宅で暮らしており、
子ども部屋を持っている家庭が少数であることを実感してきました。

(これは数字はなし)

我が家は将来的に海外も考えているので、住宅を購入する予定は今のところなし。
ただ、家族ですめるだけの広さの賃貸って少ないし、高い。
やっぱり日本はマイホーム政策なんですよね。
減税って言ったって結局マイホーム購入向けばかり。
賃貸は造りもよくないし。

といいながらまた賃貸へ引っ越していきます・・・・。



断る力

図書館で借りたので、勝間さんの帯はなく、
かなり印象が違いました涙ぽろり

一番心に残ったのは「同調傾向」という言葉。
日本は農耕民族なので、チームワークが重要だった、とどこかで読みました。
田植え一つにしても、端からせーので手で植えていくのに、やはり同じペースでないと管理が難しい。
でも今、ましてや都心部ではあまり「同じペースで」というのは必要ないし、
もはや誰も気にしていないのか?
と仕事をしていると思います。
が、小学生の母になると、急に同調が求められるような気が・・・・・。
本の中でも触れられていましたが、
うちの長女の通う公立の小学校はまさに「一学年1クラスの小学校」です。
単級学校については後述。
それから、勝間さんが身だしなみのことも触れていますが、
日本は湿度が高い国であるので、臭いに敏感になりやすい。
したがって、汗臭いなどの不潔感は嫌われるそうです。

さすがに不潔感はないと思いますが、私、仕事にも戻ることだし、
もう少し見た目を調えようかと思っています。

断るメリットについてはとても理解しました。
で、小さいことですが、早速一つ断りました。
保育園の、年度末の飲み会。

プラス要因
・ 誘ってくれた方は割と親しいママ
・ 時間的には無理ない時間帯

マイナス要因
・ アトピー対策&授乳中のため、禁酒中
・ そもそもあまり飲み会って好きじゃない
・ おそらく夫はあてにできない日なので、私が子ども三人連れ
・ 金欠

断る理由のほうが多いじゃん!と思ってお断りしました。

その分、別の企画をたてて、お役には立てているかと・・・。
こうやって生きていけばいいのかな?
あとは今後の仕事上でどれくらい実践していけるか、ですね。
今までの業務は「ありがとう」という言葉に生きがいを感じるような部署でしたので・・。



さて、単級学校に三年間通わせた感想。

入学させる親はだいたい結構悩んで入学させています。
私は、学童が学校の敷地内で安全、という点を買って入学しました。
(近隣の小学校は児童館併設なので、そこまで歩いていく)

子どもたちは「一クラスが当たり前」の空間なので、特になんとも思っていないようですが、
そのことがすでに「同調」なのか・・・?
いじめなど実害は今のところないです。

そして、親のほうはかなりの閉塞感を感じています。
だって、保護者会でも学校公開でも一年生の時からずっと同じメンバー。
変わるのは先生のみ。
しかもちゃんと出席する親って限られるから、ますます同じ顔ぶれになるわけで、
飽きるーーー。
ということで、親の立場でメリットデメリットを列挙します。

メリット
・ 校長含め先生がほぼ全学年の生徒の名前などをおぼえている安心感。
・ 道を歩いていても知り合いである確率の高い安心感。
・ 運動会などで時間をもたせるためにプログラムが多く、子どもの出番が多い。
・ 運動会などの行事で、席がすいている。
・ 仲がいい子とはずっと同じクラス
・ クラス中が知り合いなので仲がいい。

デメリット
・ PTAがらみの役員、委員は他の学校と同じだけあるので、一人当たりの負担が多い。
・ いじめがあると、抜け出すチャンスがないと思う(いじめが今のところないクラスなので予想の範囲)
・ 親の閉塞感が強い
・ 成績など順位がおおむね見えてしまう。クラス1=学年1


ちなみに転居先の小学校は3クラスあるようです。










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最終更新日  2009.03.28 11:26:32
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