灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにお店回りをしていましたら、
よく行くお店のパートのおばさんになぞな無茶
振りをされました。


「ねぇねぇ、しまずんばさん、ちょっと聞いて
　よ～。」
「うん？どうしたの？」
「ようやく、うちの娘が親の承諾で結婚できる
　年になったのよ。」
「ほへぇ？高校生って言ってなかったっけ？」
「高校１年生。で、うちの娘はどう？」
「どう？って言われても…。」


冷静に考えると、こんな会話をレジの中でする
のもどうかなって思うのですが…。いや、それは
さておき僕の日記を読んでいただいてる方ももう
忘れてられるかと思いますが、以前に日記で書いた
「気の長い話…」、そこに登場したパートの
おばさんとの会話、再びなものでした。う～ん、
前に聞いたときは１６歳だと聞いていたのですが、
まさか今年で１６歳とは…。無茶振りにもほどが
あるような。いや、うれしい話はうれしい話なの
ですが、さすがに１４歳も離れていると当人たち
が許しても世間様が許さないような。せっかくの
いい話なのに、もったいないことです。

それはともかく、男子は１８歳から女子は１６歳
から結婚がオッケーと法律で決められているのに、
なぜに１８歳以下の女子に手を出したら犯罪なの
かなってそのときにふと思ってしまいました。まぁ、
一応成人になっていないと親の承諾がいるとの注釈
があったような気もするのですが、親の承諾を得る
のにもまずは付き合わないといけないわけで。同じ
年代のカップルなら問題はないのに、年の差なら
白い目で見られるってのもなかなかに矛盾した問題
ですね。かたや成人で、かたや未成年ってのが多分
に問題なのかもしれませんが、昔の人は成人前でも
普通に結婚したりもしてましたし。って、まぁその
場合は親の承諾以前に親の強制があったのかもしれ
ませんが。

世間一般常識の規範となる法律ながらも、好きなもの
は仕方ないので人の感情とどう折り合いをつけていく
のか、考えてみればそのケース以外にもいろいろと
法律と照らし合わせてみると矛盾はあるという世の中は
なかなか複雑なものですね。