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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:テレビの話
幼少時代の与六からさくっと気付けば兼続まで時代が
すっ飛んでいたのでわからなかったのですが、今回の 兼続ってまだ十七歳だったんですね…。 ということは、前回はちょうど一年前の話だという から信長に兼続が会ったのが十六の時って、そりゃ あの問答の無謀っぷりもうなずけるような。 それにしても兼続役がいい年になっているのでえらい 初陣は遅いなぁと思ってましたが、まだ十七だった とは…、さすがに違和感がありすぎるような。 どうせなら年号を出すときに、ついでに兼続の年齢も 出してくれたらいくつのときかわかるのでそんなに 違和感もなかったと思うのですが。 というわけで、これまで戦に参加出来ず、悶々とした 日々を送っていた兼続が、いよいよ初陣として織田軍 との戦に参加したわけですが、結果としては案の定の 誰も斬れず仕舞い。 どうしても直江兼続と言えば、某マンガの影響が強い わけである意味一騎当千の最強なイメージがあるの ですが、こっちの兼続のほうが現実味がありますね。 命乞いをする敵を見逃そうとして味方が傷つけられ、 景虎の家臣からはけちょんけちょんに言われるのです が、そんな兼続をかばう上田庄の仲間と景勝。 いやはや、強くなれと言う景勝の姿は格好良いものが ありましたが、その後一ヶ月の戦いの中でも人を斬る ことなく生き延びたのはある意味才能かなと。 戦が終わって後始末をしている中で見つけた、先に 兼続が見逃した敵の死体を前に泣き崩れる兼続は、 どういう心境だったのかわからないですが、敵の姿 が見える戦いというのはいかに残酷なものであるか というのが描かれていたように思います。 そんな兼続の姿を見て謙信たちの重臣たちは、戦の 怖さを知ったと言ってましたが、その怖さとは明日 は我が身という怖さであって、兼続が泣き崩れた理由 とはちょっとズレがあるような気がするのですが。 一方、前回ネタ振りされながら放置されていました、 お船の嫁ぎ先が直江景綱が病に倒れて春日山へ戻った ことにより再び浮上。 上野長尾家の者という家柄ありきで選ばれた婿に お船は不満げであったのですが、仙桃院が退出する ときに見送りに出たお船に対して、武家の女子とは 辛いものよのと語る姿が今回の物語の中ではとても 印象的でした。 そして陣中では、景虎の家臣が犬に喜平次と名前を 付けてからかってるのを兼続らが見つけて、いさかい を起こすという思わぬ事件が発生。 景勝だけでなく腰抜けと言われて、刀を抜く兼続 でしたが、相手が陣中でのいさかいはご法度である ぞと言うならケンカを売らなかったらいいのにと 思ったのは僕だけでしょうか。 刀での斬り合いをしているときにとがめられて、その 場は治まるのですが、3日後に謙信に呼び出された 兼続はその始末として上田庄で蟄居を命じられる ことに。 いや、兼続の罪は罪としてわかるのですが、それ よりも謙信の血族の名前を犬に付けた無作法者たち の仕置きはどうなったのかが気になるのですが。 ここでも謙信から兼続をかばう景勝の姿に胸を打た れるものがあったのですが、謙信は謙信で期待して いた兼続の迷いを読み取ったための処置とはわかる のですが、この時代の人たちは言葉足らずのことが 多すぎてなかなか伝わるものも伝わりにくいという のが困りものですね。 あまり触れたくないですが、今回も出てきた初音の シーンは、相変わらずコスプレショーの感があり、 今度は忍び装束での登場。 柴田軍の手の者でも防がれたというのに、初音が 忍びだからという理由で入り込めたというには少し 無理があるとは思うのですが、今回で初音の正体が 明らかになったので、もう次回からコスプレショー はないと期待したいのですが。 いや、それよりも初音のシーン自体ないものと期待 したいのは僕だけでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.08 22:44:48
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