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October 30, 2016
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カテゴリ:politics
東電福島第一原発の廃炉をどうするべきか?
東電福島第一原発の廃炉費用が想定額を大幅に上回るため、東電は、政府へのさらなる支援を要請している。いい加減にしろと、怒りの感情を禁じ得ない。これこそ、まさしく自己責任じゃないのか!?

東電福島第一原発では、暴発事故で大破した原子炉のうち、4号炉の核燃料水槽からの燃料棒抜き取りは成功したが、残りの1号路、2号路、3号路での核燃料棒抜き取りの同様の作業は手つかずのままで、そのまま残されているし、これらの原子炉容器内の溶解核燃料は、1号路についてのみ、その所在状況がほぼ把握できたようだが、その抜き取り方法がまったく確立できていない。2号路、3号路についても同様と云わねばならない。

原子炉建屋地下室への地下水の流入を抑止しようと試みた、地下凍結壁は、実質的に失敗してしまった。このため、今後も、地下水の流入は続き、汚染水の放射性物質除去作業と汚染物質除去水の保管作業は、際限なく続く。

このように見てくると、東電の思い描いた廃炉処理構想が、現状では全面的に破綻していると断じねばならない。こんな不様なありようを根本的に変えねば、予算をいくらつぎ込んでも、費用の垂れ流しをもたらすだけでしかない。

実質的に国民負担となっているのに、廃炉作業を取り巻く現状と作業そのものの実情と課題について、国民への明確な説明は、果たされていない。このようなありようである限り、国税の投入はするべきではない。

東電を国の管理の下において、上記のすべての情報を公開し、確かな方法を確立した上で、廃炉作業をやり直すべきだろう。これができぬ限り、原発は事故時には廃炉できないのであり、存在そのものが許されない。原発はすべて稼働準備と稼働を直ちに停止する厳しい姿勢が不可欠だ。





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Last updated  October 30, 2016 07:45:47 AM
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