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Shimojimのブログ

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March 20, 2017
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カテゴリ:politics
原発再稼働の意味するところを思い出さねば…。
6年前の3・11に発生した悪夢の東電福島第一原発での原子炉の暴発(=水素大爆発事故)によって、日本国内ばかりか世界中に放射能で汚染させた深刻な事態はまだ記憶の中にあるが、これをもたらせた影の実行部隊としての「原子力ムラ」の存在を覚えているだろうか?

上の記事は、その怪しげな実在が息を吹き返し、原発の全面的な復権に向けて蠢き始めていると指摘している。原発再稼働はその序曲にあたるというのだ。これは傾聴に値する。

「原子力ムラ」というのは、原子力政策の遂行にかかわる政-官-学-民の4者による緩やかな連合体を指すのだが、その核心はカネである。原発の建設と稼働には膨大な税金が注ぎ込まれている。その嚆矢は国の予算を牛耳る「政」と「官」と云ってよいだろう。学(=研究・教育機関)と民(=電力会社と原発建設会社)はそのカネに群がる寄生虫というべき存在だ。

この構図を見てみると、原発の必要性を喧伝して、その再稼働と建設に予算を振り向ける主体としての政と官を正さない限り、原発政策は転換できないことが分かる。安倍晋三に率いられた自民党内閣の存在を許す限り、原発主導電源策はなくならないということだ。

放射能汚染をまずは日本の地から一掃しなければならないし、そのための政治力を構築しなければならない。国民一人ひとりの自覚にかかわっている。





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Last updated  March 20, 2017 12:08:35 PM
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