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カテゴリ:History
まぼろしの相生線の展示会を見に行ってきた。 相生線の存在を知ったのは、津別から阿寒湖温泉へ向かう国道240号線の山裾にある「道の駅相生」に立ち寄った際でした。大きな駐車スペースの奥になにやら古ぼけた建物があり、気になって近寄ってみると、そこが旧北見相生駅だったのです。
現実にJR北海道の地方の路線が廃線の危機に直面していると云う状況認識も重なって、美幌町の美幌博物館へ足を向けた。展示会「相生線でGO」を見るために…。 上の写真で示されるように、相生線はわずか61年間の命だったのでした。石北線の沿線自治体の鉄道保存を話し合う会に津別町長が出席して、鉄道の廃線が町の衰退を早めたと発言されたのですが、これを聞いたときに「津別に鉄道ってあったっけ?!」と違和感を覚えた記憶がありましたが、あったのですね~。相生線の津別駅が…。 相生線は、元をただすと、釧路市と美幌町を結ぶ釧美専として計画された路線でした。この路線、現実の国道240号線沿いに敷設される予定だった?とすると、あの釧北峠を越えるつもりだったのでしょうか。蒸気機関車や気動車で…。まさかトンネル掘削の予定?はないですよね~とか、阿寒湖温泉駅もできたのでしょうね~などと妄想が膨らみます。 下の写真は網走川鉄橋を渡る気動車の姿ですが、北見相生駅と布川駅の間に、この橋脚が残存しているのです。まだ見てはいないのですが、ぜひ確認してみたいですね~。 鉄道はいったん廃止されてしまえば、それを復活させるのはまず困難です。それにより、沿線地域の衰退が加速されますので…。この文言を実感させる現在の北見相生駅周辺の姿が脳裏に思い浮かびます。まぼろしの相生線、現地を訪ねてみませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 6, 2017 08:54:44 AM
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