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カテゴリ:History
ネアンデルタール人って、ヨーロッパ南部に住んでいた先人で、少なくとも現在のわたし達とは無関係かと思っていましたが…。いま、古代史とりわけ古代人類史の研究がDNA解析の成果のあとおしを受けて飛躍的に発展していると、上の記事では述べています。これまでの常識が覆されるほどの成果として…。
ネアンデルタール人は、ヨーロッパから東アジアにかけて広範に分布しながら居住していたという。わたしにとっては、これも驚きです。それも絶句するほどに大変に大きな…。 現代のヨーロッパ人(白人)は直接の先祖をクロマニオン人に求められるようです。かれらが先住民のネアンデルタール人と交配しながら、寒冷地に適応した現世人(白人)に進化したと考えてよさそうです。 東アジアでは、同じく先住のネアンデルタール人がアフリカ出生のホモサピエンスに交雑しながら滅ぼされ、現実にはかれらは、その痕跡をアジア系現世人のDNA内にわずかに留めている存在だということのようです。 ということは、わたし達日本人もネアンデルタール人の血を受け継いだ出アフリカ・ホモサピエンスの子孫と云うことだとなります。もっとも、東南アジアやシナやモンゴルやシベリアなどで個別に地域的進化を遂げたてきて、その人達の一部が、日本列島にやってきて住み着いたのでしょう。共通の先祖としての出アフリカ・ホモサピエンス人を有しながらです。 この国の一部で主張される”純粋日本人”なんて、文化的領域ではありうるのでしょうが、悠久の人類史上では何ら意味のない概念と云わざるを得ませんですね。科学の成果をしっかりと取り入れて、民族意識に拘泥するのではなく、広い視野をもって日本と日本人をみていく必要があると云えそうです。 わたし達はいったい何ものなのかが、さまざまな学問分野の先端的研究によって、次第に明らかになってきています。この成果を踏まえつつ、この列島社会の未来を考察する必要がありそうです。それがどのようなものかはまだ分かりませんが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 11, 2018 12:15:55 PM
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