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September 26, 2022
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カテゴリ:History
現代人の呼称としてのホモ・サピエンス…。この人種の形成にかんしてヨーロッパ人の見解が…。

記事 ​【ホモ・サピエンスが絶滅させた】“「永遠の雪」の民”が残した「驚きの遺伝子」とは? DIAMON DOnline 2022/9/18​ 参照。

外見的な特徴から見ますと、ヨーロッパ人、アーリア人、東洋人、アフリカ人といったような識別が可能と思われますが、これらの人種の形成において”雪の民(ネアンデルタール人)”がどのようにかかわり影響を与えたのか?について、上の記事では一つの見解を提供しています。

それによりますと、ネアンデルタール人はほとんどの民族・人種の形成に影響を及ぼし、現実にその遺伝的特性を人体に及ぼし続けているというのです。これは従来の理解を大きく変更するものといえそうですが、はたしてどうなのでしょうか?

ヨーロッパ人はネアンデルタール人と交合してうまれたとされてきました。少なくともこれまでは…。この理解によれば、ヨーロッパ人はまさしく特殊なありようだと云えるのです。人類全体の中での特殊性あるいは限定性という意味で…。

しかしながら、上の記事では、ネアンデルタール人はほぼすべての人類と交合して遺伝的影響を及ぼした普遍的な存在なのだというのです。直感的ではありますが、なにやらヨーロッパ中心主義的な主張の臭いがただよってきます。

現代は世界中の民が激しく交わっておりますので、さまざまな種の交合による”種の希薄化”が進展中といえますし、その中で、西洋文明の近代以降の世界での席巻の影響で、かれらの種の拡散がみられるという事態もうなずけます。

しかしながら、これはあくまでも近代以降に生じた現象でありまして、ネアンデルタール人のそれを喧伝する主張にはならないでしょう。まして、多民族の共生や共存の観点から見れば、そのような事態はむしろ否定的な動向でしょう。民族も文化も多様なるをもってヨシとするべきなのです…。





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Last updated  September 26, 2022 06:48:47 AM
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