このシリーズの最新版として、
中国人に飲み込まれる韓国観光という記事を、
「新宿会計士の政治経済評論」ウェブサイトに掲載しています。どうぞ併せてご参照ください。
※2016/09/04 追記
著者は現在、
「新宿会計士の政治経済評論」というウェブサイトにて、執筆活動を続けており、
当エントリーの内容を転載しております。また、他にも興味深い話題を日替わりで提供していますので、是非、ご訪問のうえ、ご愛読くださると幸いです。
※2015/07/13 追記
アメブロ側の「新宿会計士のブログ」 に、同じようなエントリーを掲載していますので、よろしければそちらもご参照ください。
■2014-09-23-火 【政治ブログ】トランジットを訪問客にカウントしていませんか?
■2015-05-29-金 (1/2)【政治ブログ】韓国の航空戦略
(追記 以上)
<宣伝>IFRS断固阻止!新宿会計士のブログについて
新宿会計士は楽天ブログ以外にもAmebloにて「IFRS断固阻止!新宿会計士のブログ」というブログを執筆しています。当ブログと併せて、是非、ご愛読ください。
<【重要】朝日新聞社を慰安婦捏造新聞社と呼びましょう!>
朝日新聞社は日本の国益を破壊している従軍慰安婦問題を捏造した新聞社です。
朝日新聞社を慰安婦捏造新聞社と呼びましょう。
朝日新聞を慰安婦捏造新聞と呼びましょう。
ご賛同頂ける方は、慰安婦捏造新聞という呼称を広めてください。
ご協力をお願いいたします。
▼トランジットのからくり▼
日韓関係の停滞を受け、日本の地方空港では日韓路線の運休が相次いでいるようだ。
■高まる反韓感情で日本人の訪韓激減、日韓路線の運行停止で日本の地方空港にも打撃―韓国メディア
日韓関係の悪化で韓国を訪れる日本人客が激減し、韓国の航空会社が相次いで日本線を運行停止にしている。3月31日、韓国紙・朝鮮日報中国語サイトが伝えた。<<…続きを読む>>
―――2014年4月1日(火)12時1分付 Yahoo!ニュースより
「Yahoo!ニュース」が引用する数字によれば、「2013年の訪日韓国人数は前年比約40万人増の延べ204万人だったのに対し、2013年の訪韓日本人数は前年比約77万人減となる延べ274万人だった」という。この274万人を多いと見るか、少ないと見るか。
様々な周辺データを総合すると、訪韓日本人数には仁川(じんせん)国際空港での乗換(トランジット)客がカウントされているらしい。典型的には、日本のある地方に居住する人が、欧州や米国などを訪問するような事例を考えてみると分かり易いだろう。例えばその地方空港から仁川国際空港に飛び、仁川で以遠の米国行き・欧州行きなどに乗り換えるのである。この場合、乗客にとっての主な訪問先はあくまでも韓国ではなく欧州や米国などであるが、どうやら韓国の入出国統計上、トランジット客も入国扱いとされているようなのだ。それが事実なら、最終目的地との往復で仁川国際空港は2回利用することになるから、必然的に往復で2回分のカウントとなるはずだ。
中央日報日本語版から、興味深い記事を二つ紹介しておく。
■仁川空港の乗り換え客数、成田空港を上回る
―――2012年01月04日16時33分付 中央日報日本語版より
■「仁川空港を追い越せ」…羽田空港の国際線規制なくす(1)
―――2014年04月02日08時55分付 中央日報日本語版より
前者の記事は2012年1月、すなわちまだ日本が民主党政権だったころの記事だが、これによると東日本大震災等の影響もあり、2011年を通じた成田空港の利用者が急減。これに対して仁川国際空港が(主に日本人の?)乗り換え客を取り込んで利用者数が急増したとするものだ。これに対し後者の記事では、
「現在仁川空港を利用するトランジット客は771万人。このうち20%ほどが日本人だ。」
と明記されている。二つの記事で利用客数に著しい不整合があることはさておき、後者の記事が正しいと仮定すれば、日本人のうち160万人程度が仁川国際空港をトランジット目的で利用している計算だ。これに前出の「Yahoo!ニュース」の記事と照らし合わせると、2013年における274万人の訪韓日本人旅客のうち160万人(往復2回分カウントされているならば実質的にその半数である80万人)がトランジット客であるならば、純粋な訪韓日本人旅客は114万人に過ぎない。前年比77万人減少ということは、減少率は約22%(=77万人÷351万人)ではなく、約40%(=77万人÷191万人)となるはずである。
▼それでも中韓の一体化は止められない▼
日本人の急激な韓国離れの原因については、明確な分析がないのが実情だ。ただ、当職の主観では、韓国の前大統領である李明博(り・めいはく)の竹島不法上陸事件と天皇陛下侮辱事件を受け、日本人側で「自分は韓国が嫌いだ」と明言する人が増えてきたような気がする。もちろん、韓国が好きだと明言する人もいるのだが、ただ、ニュースで韓国人が日本による従軍慰安婦の強制連行を糾弾する石碑を世界中で建立しているなどと報じられると、韓国のことを積極的に好きだと言い辛い雰囲気は生じてくるだろう。
その一方で、ここに来て中国の韓国取り込み戦略が活発化してきた。まずは中央日報に掲載された、この能天気な記事を紹介しておく。
■【コラム】習近平の訪韓が成功するには(1)
―――2014年06月25日12時00分付 中央日報日本語版より
来月、中国の国家主席である習近平(しゅう・きんぺい)は韓国を訪問し、韓国大統領である朴槿恵(ぼく・きんけい)との首脳会談に臨む。習近平の訪韓は、間違いなく春先のバラク・オバマ米大統領による訪韓に対する牽制であるとともに、韓国を完全に中国の属国に戻すための重大な布石である。そんな重大なイベントを控えていながら、韓国のメディアや韓国政府、韓国国民は、いかにも危機意識に乏しい。
韓国経済はそもそも、輸出依存度がGDPの50%に達するなど、外需依存度が極めて高いが、とりわけ中国に対する依存度は高く、韓国は経済的には既に中国に取り込まれてしまっているという見方もできるかもしれない。経済を人質に取られた状態で、韓国は対中傾斜を益々強めることになる。
おそらく米国は、韓国が日米陣営から離れることを極度に警戒し、当面は日本に対しても対韓宥和姿勢を取ることを強制してくるはずだが、それにも自ずから限界がある。2015年には米国から韓国に戦時統制権が返還されると想定されるし、日本では2016年に参院通常選挙と、任期満了に伴う衆議院総選挙が行われる(場合によっては衆参同日選もあり得るだろう)。米国でも大統領選が行われ、民主党から共和党に政権が移行した場合、日本における改憲議論が本格化し、米国もアジア戦略を抜本的に見直すはずだ。
従って、中国政府としては、今のうちに韓国を中国側に取り込んでおきたいという意向を強く保持しているのであろう。7月の習近平訪韓は、韓国が「中国面」に落ちる重要な契機となる可能性が高いと見ている。