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カテゴリ:生活
絵本も様々だが、中にはどうも虫の好かない絵本もある。
トリケラトプスを主人公とした恐竜の絵本(かなりシリーズ化されている)があり、恐竜好きの子どもは図書館で借りて、読んでくれ、と持ってくるのだが、これがどうも…。
理由は、トリケラトプスのような草食恐竜を善、ティラノサウルスのような肉食恐竜を悪の如くに描いているから、か。
これまた、物語、と割り切ればどうということはない。
しかしながら、肉食恐竜とて、肉を食べなくては生きていけないわけで。そこには肉食・草食、善も悪もなく、ともに必死に生きるものどうし、関係のおりなすドラマがあるだけだ。
そのあたり、昨日挙げた「ゼラルダと人食い鬼」など、人と人食い鬼、中立の立場から描いているところにやはり好感がもてる。
そこへ持ってくると、子どもの頃はさして氣にならなかったが、桃太郎などはこれまた虫の好かない部類に入る(実は桃太郎の起源は浅く、ロシア戦争の頃の作品と言われているが本当だろうか?鬼はロシア人の風刺だとか…)。いわゆる勧善懲悪ものが今となっては氣に触るのだ。というのも、子どもの教育上如何なものか、とすら考えてしまうからだ。
自分の正当性を妄信し、誇示することに執着する、というのはやや寂しい。 相手と自分の違いを見抜き、そのうえでどういう道を拓く、か。
「ゼラルダと人食い鬼」においては、人食い鬼がゼラルダの料理に感動し、人を食う、という癖から脱して、新たな道が拓けた(昨日の日記参照)。 出会い、違いに触れ、感動することは進化を促す。
そんなことの連続で、社会の主流とは一風変わった個の文化を築きつつあるわが家。今後も違いを楽しむ余裕を忘れず、また、お互い感動し、進化できるような仕事をしてゆきたい。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2017.03.02 15:38:43
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