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2007年02月03日
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カテゴリ:ウルトラマン

リバウンド光線2.jpg


名称に「光線」と付いていますが、画像の通りどう見ても光線ではありません。
しかし正式名称はあくまでリバウンド「光線」という不思議な技、
それがリバウンド光線です。

リバウンド光線とは初代ウルトラマンが使用するバリアのことであり、
四角形の光の壁を作り出して相手の技を弾く事の出来る技です。
本編では、ジェロニモンの吐き出す無重力光線を跳ね返し、
ジェロニモン自身を宙に浮かせる為だけに使用しました。
ウルトラバリヤーという別名も持っています。

初登場が最終回間近の回であり、この一度しか本編での使用はありませんでしたが、
この技はSFC版のウルトラマンにおいては必須の技です。
SFC版ウルトラマンではバルタン星人やメフィラス星人といった宇宙人は、
光弾や光線といった飛び技を多用してくるのでかなり厄介です。
しかしリバウンド光線を使用すればこれらの技を跳ね返して
ダメージを簡単に与えることが出来るので非常に便利です。
この技を使わずしての完全攻略はまず不可能でしょう。

ところで、他のウルトラ戦士の多くもバリヤー技を持っていますが、
このリバウンド光線の様に大型のバリヤーを作ることは稀です。
敵の光線や火炎を防ぐために最低限の面積しか持たない小型の円形をしたものの方が主流です。
ウルトラセブンのように大小のバリヤーを自在に作れる者も存在することから、
初代もまたリバウンド光線の大きさを自由に変えることが出来ると考えられます。

それにしても、ウルトラマンはこのような便利な技を持っているにもかかわらず、
何故一度しか使用しなかったのでしょう?
それは初代の戦った相手で火炎や光線を使用する敵は多くはないからでしょう。
そうであるにもかかわらずこの様な技を使用すれば、初代のヒーローとしての格好良さは半減します。
このような技をあまり使用しなかったためか初代の戦い方には風格までまで漂っているのです。
その気品ある風格は40年たった今でも衰えることがありません。
当然、当時の子供たちの目には鮮烈な印象を残したことでしょう。
ウルトラマンが人気を勝ち得てシリーズ化された原因の一つには、
このリバウンド光線の冷遇があるからかもしれません。

多用されなかったことこそが最大の功績とは何とも不思議な話です…。





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最終更新日  2007年02月03日 16時34分44秒
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