東広島へ出張
1月20日(金)今日から広島へ一泊二日の出張。仙台-広島便の飛行機が早朝と夜の2便しかないので、朝7時35分発の飛行機に間に合うように5時起き、6時に家を出るというキツい一日の始まり。家を出たときはまだ日の出前で真っ暗。長町駅まで歩いて行き、ホームで6時21分発、仙台空港アクセス線の電車を待つあいだにだんだん明るくなってきた。空港には6時40分過ぎに到着。もう一本遅い電車でもギリギリ間に合うのですが、同じ7時35分発の便が札幌行き、福岡行き、そして私が乗る広島行きと3便重なっているので、手荷物検査のゲートを抜けるのに時間がかかると想定して、ちょっと早めに空港入りしたというわけです。飛行機での広島への移動は今回が初めてですが、いつも福岡便などで利用するANAとのコードシェア、IBEXで、飛行機もおなじみのボンバルディアCRJ-700という小さめのジェット機。70人乗りだそうです。なんと、国内で導入しているのはIBEXのみなんだとか。IBEXの機材紹介Web Pageには、「大型機より比較的低い高度を飛行しますので、大型機では味わえない機窓からのパノラマ風景も空の旅にはかかせない楽しみのひとつです。」と書かれています。そういうことを聞くと、窓側に座りたくなりますが、小型で胴体も細いので窓側の壁は丸くなっており、足下がせまいので私の場合は99%通路側を利用します。今回の出張では、ちょうどANAのキャンペーンで片道たったの7,290円でチケット購入し、あえて宿と別にしてもパックより安いというエコ出張です。しかし、今月中旬から始まった、クーポン券をもらえる旅行支援以前に宿の手配をしたために、残念ながらクーポンなしでした。夜の懇親会でもクーポンが使えたみたいなので、ちょっと残念です。用務の開始は14時過ぎからという日程でしたので、9時半前に広島空港に到着して、4時間近くフリータイムがあります。まずは西条駅まで移動。バスでJR白市駅まで行き、そこからふた駅、あっというまに西条駅に到着です。途中、窓から見える景色は田舎ののどかな山や畑・・・そして気になったのは民家の屋根に赤い瓦葺きが目立つこと。by SHARP AQUOS Sense4 SH-M15よく見ると、陶器のようです。この地方独特のものなのでしょうか。あとで調べてみたら、西条盆地独特のもののようです。「ひろしま文化大百科」HPに説明がありました。「西条盆地の赤瓦民家(さいじょうぼんちのあかがわらみんか)」「明治時代末から昭和初期にかけて茅葺や藁葺であった多くの民家や農家が赤瓦葺の屋根に建て替えられたためである。」と書かれているので、それほど古いことではなく、茅葺き屋根、藁葺き屋根の古い家を建て替えるときに赤瓦で葺いた屋根にチェンジしていった、ということのようですね。西条駅の北側に隣接するお寺の大きなお堂などの屋根も赤瓦になっていました。西条駅を出て、まずは宿に荷物を預けて身軽になったところで、ランチへ!・・・と思ったのですがまだ早いので駅の北側にある御建(みたて)神社、その中にある松尾神社に行ってみることに。松尾神社は酒造りの神として崇められている大山咋神(おおやまくいのかみ)を祀っているそうです。ここへ来るまで知らなかったのですが、西条は酒の町で、酒蔵、蔵元がたくさんあります。サラッと一通り眺めさせていただいて、ふたたび駅の南側へ。ランチは宿のすぐ裏にあるくろんぼ屋というお店へ行きました。最近トンカツを食べていなかったのでトンカツ!と思ったのですがメニューの写真を見たらかなり量が多そうだったので、「くろんぼ屋丼」というのにしました。これでもけっこうおなかいっぱいになりました。そして、まだ2時間ほど時間があるので、駅の北東にある「安芸国分寺跡」を目指すことにしました。駅の南東エリア、酒蔵を眺めつつ歩いて行き、踏切を渡って西へ。ほどなく安芸国分寺跡の公園に到着。仙台の薬師堂も、陸奥国分寺跡なので、似たような雰囲気でした。ぐるりと一回りして戻ってくると、ちょうど良い時間に。会議などの用務を終えて夕方からは懇親会。今夜泊まる宿、ルートインホテルの向かいという絶好のロケーションです。一次会終了後、通り沿いにスライドして二次会。そして宿に戻って明日の用務に備えます。しかし、宿に帰って落ち着いたら、そのまま寝てしまいました。不覚。