今年はエナロック10周年!!
【第10回 Mt.ENA ROCK FESTIVAL】 ★開催日 :2009年10月10日(土)、11日(日)★開催時間:両日共午前9時開場・午前10時開演・午後6時終演。★開催場所:馬籠ふれあい広場野外音楽堂/ 岐阜県中津川市馬籠宿 ★入場料 :前売3,800円(両日共)2日間通し券5,800円。 小学生以下無料。中・高生1,500円(前売HP予約販売のみ) ※当日は1日券・通し券共に500円アップ。★7月1日より7月31日まで当HPにて先行予約販売、前売3,500円、通し券5,500円 先行予約販売特典:「エナロック2009ステッカー」を1人/1枚プレゼント。★出演者 : ■シーナ&ロケッツ■The Sons ( Ichiro / 鮫島秀樹 / Roger 高橋)■Rockamenco■The 卍 ( Rolly / 佐藤研二 / Roger 高橋) ■木村充揮■有山じゅんじ■金子マリ■天西 (SHO天野 / 西野やすし / 小林健治)■田村直美 in Heavens■桑名晴子(SHANKARS)■フォークロックス(中野督夫 / 湯川トーベン / 永井ルイ / 向山テツ / taco-bow)■馬籠黎明太鼓 ( from 馬籠 )■Lonesome Crow ( from 中津川 )■Canadian Club ( from 中津川 )■The Opening Cloud ( from 京都 )■上原真吾 ( from 中津川 )■@Daddy ( from 岐阜 )■M'etoba Kings ( from 松本 )■ロックバンド歌舞伎 ( from 名古屋 )■The Ramblin' Rose ( from 恵那 )------------------------------------------------------そう!いよいよこの秋、エナロック10周年!! 思えば10年前の2000年の秋に始まったエナロック。僕にとってこの【エナロック】は、今の自分の生き方を決めた、一生忘れられないロックフェスティバル。このフェスをきっかけに僕はディスクジョッキーの道を見つけるコトになる。20代まで、ドラマーとしていろんなバンドを駆け巡ってきた僕は「左足の甲」の裂傷でドラムをあきらめ「ヴォーカル」に転身。リードヴォーカルとして新たに活動を始めたのがフォークジャンボリーで有名な【中津川】という音楽の歴史が深い土地でした。地方の利点を活かし、地元の殆どのバンドが自前のスタジオを持ち、飲み屋には必ずミュージシャンが集まっていて、名古屋時代の活動とは比べ物にならない程、音楽との距離が近い環境。そんな中で【加藤大雄(ヒロオ)】というドラマーに出会う。彼の夢だった【最高のロックフェスを立ち上げたい】という呼びかけに僕は迷わず協力をした。 第一回目のエナロック。すべて手作り。予算も無ければ、コネもない。それでも目指すは【最高】のロックフェス。参加スタッフのそれぞれの思いも考え方も違い、いろんな問題にぶち当たりながらもやり遂げたのを今でも忘れはしない。2年目、3年目と年を追うたびに内容もスケールも大きくなって行き、今年2009年で当初の目標としていた「10年」を迎える。 BOSSの加藤がいつも言っていた「10年やれば伝説」という言葉が毎年頭をよぎっていた。その10年目があと3ヶ月でやってくる・・・。 MCとして。 あっという間の10年だった。僕は当初からステージと司会を務めているから、全ての年の進行を覚えている。正直に言えば、このエナロックに出演いただく大御所プロミュージシャンのステージの進行を僕が采配するのにはとても恐縮している。歴代出演ミュージシャンを見てもらえば分かると思うけど、僕だけではなくその昔あこがれだった日本を代表するトッププレイヤーが集まっている。尊敬するミュージシャンをステージに呼び入れるとき、僕は敬意を表して「呼び捨て」で迎える。※ちなみにロックフェスの進行で「○○さんで~す!」はまずありえないが。何度かMCで失敗をしてオーディエンスからブーイングを受けた事もあるし、勉強不足でメンバーの名前を間違えた事も。その都度とてつもないプレッシャーがかかる。いわゆる究極の生放送かもしれないな。 エナロックの特徴は「プロ」と「アマ」が同じステージを使い、時にはプロとアマが共演する事もある。何年か前、出演プロメンバーの会話の中で「ああ?アマチュアが一緒に?」という言葉を聞いた。ふつうはそれがあたりまえ。でも、HP上での加藤の言葉にもあるようにエナロックでのプロ、アマの交流の中で新しい何かが生まれている。プロと出会い、プロのオーラではなく生の迫力。彼らがプロと呼ばれる何かを同じステージを経験する事で実体験できる。そしてアマは「プロ」を学ぶ。現にエナロックからプロに移行した男もいる。僕もその一人。 ただ、ミュージシャンとしてではなくディスクジョッキーとして。すべて独学、いわゆる叩き上げ。でも僕はその経緯に誇りを持っている、いつか、もし、全国区のDJとなったら「エナロックが僕を育ててくれた。」と胸を張って言える。 是非、あなたもエナロックで素晴らしい出会いを。それは人であり、きっかけであり、人生観であり。必ず何かみつかるよ。