◆いちごの在る日々。

2012/03/12

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カテゴリ：▲ 食べもの

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この季節、夕方は日中と温度差がありまだまだ寒い。
スーパーに５人分の食材を買いに行く時間は、特に。
駐車場から暖を求めて店内に入るも、やっぱり寒い。
店内は要冷蔵の食品ばかりなのだから仕方無いけど。

寒さに身を縮ませ、息を詰め店内を歩き出して、思う。
早く買い物を済ませ一刻も早くここを抜け出そう、と。

でも私は最近、少し元気。この季節、店内では真っ赤な、
私が大好きな苺が･･ニコニコと並んで迎えてくれるからだ。

私は苺が大好き。どんな品種でも歓迎だし、見るのも好き。
「え～？見る？食べなきゃ意味無いでしょう？」ですって？
うーん。食べるのは最高に楽しいけど、見るのも楽しいの。

苺狩りに憧れながら、じつは一度も行ったことがない私。
ギブアップするまで食べてみたいなあ・・と思いながら、
スーパーに大量に並べられた苺パックの間を歩くだけで、
元気が出てくる。きっと苺からは、何かが発せられてる。
苺の可愛らしさには、人を励ますパワーがあるんだろう。

ふと、高校のときに勉強した清少納言の枕草子、第42段の
「あてなるもの」を思い出す。上品なもののラインナップで
「可愛らしい子供が苺を食べている様子。」と書かれてた。

うんうん、小さい子が苺を食べている姿はいいわよね、と、
苺をねだる小さなお子さんを横目で見、更に幸せになる私。

今日の分の苺、1パックを買い物カゴへそっと入れ、レジへ。

家に帰って、「あの小さな子も、今頃、苺、食べてるかなあ」と
思い・・ふと気付く。「あれ？平安時代に苺、あったのかな？」

ウィキで調べてみると「今の苺は明治時代以降に作られました。」
あー。やっぱり。平安時代の苺は、野苺を指していたみたいだ。

清少納言さんに今の時代の苺を届けたら、何と言うだろうか。
彼女がこれを見、これを食べたら、どんな言葉で綴るだろう。
きっと驚くだろうな、と思っただけで、くすくす笑えてくる。

可愛いもの、上品なもの、繊細なものが、だーい好き。
いちいち、リストアップしておかないと、気が済まない。

苺の可愛さがみょうに引っかかる自分の感性は、遠い昔･･･
昔の昔から、時を超え、私の血の中にも受け継がれたもの。

１０００年の時を超えて「あるよね、それ。」と笑いあえる。
１０００年先の誰かも、「ある、ある。」って、笑うだろうか。

そうだといいな。

「苺大好き！」で、未来の誰かとも、つながりたい。

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思想・言論取締まり機関が、この夏までに日本にできる！？

児ポ法よりも酷い、民主党が進める言論監視法について
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