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2013年04月20日
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沈まぬ太陽.jpg

【スタッフ】
監督=若松節朗   原作=山崎豊子『沈まぬ太陽』
脚本=西岡琢也   撮影=長沼六男   美術=小川富美夫
編集=新井孝夫   音楽=住友紀人   音響効果=柴崎憲治
エンディング曲=福原美穂『Cry No More』
照明=中須岳士  装飾=小池直美、三浦伸一  録音=郡 弘道

【キャスト】
渡辺 謙=恩地 元  三浦友和=行天四郎  松雪泰子=三井美樹
鈴木京香=恩地りつ子 石坂浩二=国見正之  香川照之=八木和夫
木村多江=鈴木夏子  清水美沙=小山田修子 鶴田真由=布施晴美
柏原 崇=恩地克己  戸田恵梨香=恩地純子 大杉 漣=和光雅継
西村雅彦=八馬忠次  柴 俊夫=堂本信介  風間トオル=沢泉徹
神山 繁=桧山衛   草笛光子=恩地将江  小野武彦=道塚一郎
松下奈緒=樋口恭子  宇津井健=阪口清一郎 小林稔侍=竹丸鉄二郎
加藤 剛=利根川泰司




【あらすじ】
国民航空の労働組合委員長を務める『恩地 元』

職場環境の改善や年末賞与獲得闘争を会社側へ訴え ストライキまですると
強硬に主張して譲らない彼は 全てが会社のタメを 思うが故の事と・・・・

やがて、海外赴任を命じられる・・・・それは“パキスタン”や“イラン”、
“ケニア”など・・・・まともな路線就航もない任地を転々とさせられるという、
あからさまな 会社による懲罰的人事だった

だが、「恩地」は自らの信念を曲げることなく、家族の苦労や文句にも屈せず
長きに渡る 海外勤務を全うしていく

一方、同じく組合員として共に闘った「恩地」の同期『行天四郎』

彼はその後、本社での重要なポストと引き換えに会社側へ寝返り・・・・
エリートコースを歩みながら「恩地」と対立していくこととなる

こうして10年ののち、孤独と焦燥感に苛まれた海外転勤から、
ようやく本社へ復帰を果たした「恩地」

しかし、会社側に苦境を強いられている組合の同志たちと同じく、
「恩地」も不遇の日々を過ごすことになって・・・・

そんな中、航空史上最大のジャンボ機墜落事故が起こった

「恩地」は 遺族係に就き、未曾有の悲劇の数々に遭遇し
遺族たちの 身になって粛々とお世話係に徹する

また、腐敗しきった体質の国民航空の建て直しを図るべく 
政府(総理大臣)の要請で就任した新会長から 会長室の室長に抜擢された

しかし その「恩地」の前に、さらなる苦難の道のりが続くのだが・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この映画「沈まぬ太陽」を このブログに取り上げるのも 2度目
上映時間 3時間22分 中間にインターミッション(休憩)が入る 長編大作

「山崎豊子」が勇気を持って 当時 親方日の丸の国策航空会社を糾弾し 箸いた
渾身の長編小説「沈まぬ太陽」はオイラも一気に読み切った衝撃の作品で・・・・

単純に  主人公「恩地元」(渡辺謙)が 過激な組合活動が理由で・・・・ 
会社から どれだけ不当で 過酷な処遇を受けても 最後まで挫けず 真っ直ぐに
正義を貫き通したか・・・・という ヒーロー物語?

「映画はそれだけじゃないんだ」と 他人(ひと)から聞いて 再度の観賞となった     

「この映画はフィクションである」と 何度も 断り書きしながらも・・・・

映画の中の「御巣鷹山ジャンボ機墜落」大惨事は 現実に堕ちたJAL123便だし
現実に存在する航空会社 その関係者も居るし 誰しも容易に想像できるコト 

モデルとなってる 会社・政府・官庁等 その登場人物は 特定出来ることから 
中でも 悪人として描かれる人たちが  当然黙ってる訳もなく抗議や反論が起こり 
そして 紛争となっていたという

「国策 航空会社」対 「出版社」「原作者」
その取材相手と取材方法 作者が取捨選択し文字にした情報に 偏りがあったのか?
 

その小説を連載していた「週刊S社」対 反論を掲載した「週刊A社」
お互いに 自社の主張が正しいという判断を 誰がジャッジしたのか?

しかし 問題は 520人もの尊い命を奪った航空事故が真ん中にあるためか
表面的には大々的には扱えず 水面下で激しいバトルが・・・・自分達の利益の為に


「原発事故」でも同様だが 政府絡みの国策企業には どれだけ 金脈があるのか
白蟻の如く 寄ってたかって美味しい汁を吸い上げ 何かあれば うやむやの内に
葬り去り 誰一人 責任を取る者も 罪を問われる者も 弁償したりする者もいない

そこで この作品の原作者は それじゃあ 一体それは誰が? を・・・・ 
1個人を 善人に仕立てて 世の中の悪人を 浮き彫りにしてゆくのだが・・・・・
 
しかし 仕立てた善人「恩地」の人物像はどうなのか? 客観的に観てみると・・・・

どのような経緯で 彼が「日航」という大所帯の”労働組合委員長”になったのか?
公共運行手段としての航空機をストライキまでして抗い 昇給・賞与・労働条件交渉?

それは高額所得者集団をうみ その貴族的職場環境と 放漫経営振りが 
企業体質を脆弱にし 今もって立ち直れない程のダメージをうけたんじゃないのか?

相当に強烈なバック労働組織との関連を思わずにはいられないし
学生時代からの 闘士をも連想させる人物だったと・・・・思えなくもない

俳優「渡辺謙」が演じてることで そんなコト まったく想像もしなかったが
確かに 腑に落ちない行動も間々あって・・・・

失意のケニヤ駐在中 動物狩り三昧 それも巨象を撃ち殺し その巨大な象牙二本を
居間に堂々と飾っているという 生活態度 なんか不信感も湧いて・・・・
 

「会社の為と」・・・・どれだけ 安全・安心の機器点検や 人的点検をを充実強化し
 推進実行していたのか?の映像場面は この映画には 殆んど皆無だからで・・・・

社内の労働条件改善や 賃上げ交渉闘争 そして階級闘争に明け暮れている感もして
確かに 上層部の腐れ方は 言うまでもないが・・・・・


現場従業員の お客様の生命を預かっているという緊張感も 薄かったのでは?
整備・点検等に 手抜きが あったのではないか? という疑念まで湧いて・・・・

会社への不満が もし そんな気の緩みに繋がっていたとすれば 同罪で・・・・

映画の見方は 人それぞれ  こんな 肩の凝るような観賞の仕方はアウトだが
一つの 見方であることを知った  今更ながらの ジジィなのでした
(本当は もっと突っ込んで書きたいのだが・・・・疲れるし 意味ないし ヤメた)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
黄色い花が 群生していて 「菜の花」かな~と思って 近づいて観ると違ってて
この花はね 「草の王、草の黄・くさのおう」という 「名の花」なんだって
くさのおう.jpg
オイラ的花言葉:
「事実は小説よりも奇なり」
 =現実に起こってる事柄は、巧みに仕組まれた小説よりも 
   不思議で 複雑で 面白く そして奥深いものだ
   











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最終更新日  2013年04月24日 06時40分16秒
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