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果てしなき夢の流れ

第11話「新たなる始まり」


地球連合・ザフト間の戦いはジブリール、ギルバート・デュランダル、
大西洋連邦大統領ジョゼフ・コープランドの死により終結した。
しかしそれとは裏腹に地球の超大国である地中海連合はこれを期に地球各地に侵攻を開始した。
地球連合の加盟国であるユーラシア連邦と東アジア共和国は防戦するもその
圧倒的軍事力の前になす術もなかった。
ミゲルはアスラン達に命を救われた後、反地中海連合勢力である「反乱軍」
に加わっていた。この勢力は上海(シャンハイ)を本拠として元ザフト軍
特務隊FAITHに所属しザフトではハイパーエースの実力をもつ
ミナモ・マスカレードを指導者とする組織でもあった。
彼女は実はスカンジナビア王国国王の娘でもある。
そしてかつての戦争から1年後、ミゲルは新たな愛機であるイグニッションを駆りムツと共に地中海連合と戦っていた。
ムツは18歳の少年だがもとオーブ五代氏族である「ナガト家」の新たな当主でもある。父親はすでに先の大戦で死亡したためナガト家の当主となったがそれを辞退し反乱軍として戦い抜いてきていた。
だがムツはその実力凄まじく地中海連合の歴戦の猛将でもとザフト軍ホーキンス隊隊長にして地中海連合四天王「プライド・ホーキンス」をも倒しもう一人の四天王「ユウビ・クロウリー」も倒したほどであった。

ミゲル「ムツ、お前はかつての俺のようで嬉しいぜ」

そうしてミゲルはムツを誉めるとムツも礼を言った。

ムツ「ありがとうございます、セキ・モーフィアスさん」

だが地中海連合は地中海連合皇帝「ラオーヌ4世」の病死によりその息子である大統領「ゼオビス・ルーステイラー」がその後を継いでいた。

ゼオビス「諸君、私は我が父であるラオーヌ4世が自らの命を犠牲にして
つくりあげたこの地中海連合大統領兼皇帝としてゼオビス1世となることをここに誓う。」

ゼオビスの演説は兵士達の指揮を向上させたが彼は何かを目論んでいた。

ルミナ「ゼオビス、貴方自分の父親すらも殺害して何をしようとしてるの?」

ゼオビスは冷ややかな表情でかえした。

ゼオビス「ふっ彼は天寿をまっとうしたのだよ。だが俺は彼とは違う。この俺が地球と宇宙双方の人々を支配しその王、いや神となる。」

彼の目論みは地球、宇宙双方を支配することであった。

そうして彼の部屋に地中海連合の名だたる猛将が集まった。

エイツ・セケルア「なんて今日は美しい日なんだ、久しぶりにエース全員集合ですか・・・」

カナフ・ゼナー「四天王が2角も撃破されたのだ、反乱軍はあなどれないな」


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