Lexile　530　YL　7.5　Word　87,558

Kyla Davis 16歳　女の子が主役です。
彼女は、政府によって過去の記憶が抹消され、"Slated" として
新たな名前を付けられて、再度管理下で生活をしている Slateds です。
病院で色々な手術を受けて、新たな家族の元へ引き取られました。
一緒に引き取られたのは、Amy 19歳という女の子。お互い Slateds 同士。
病院から出る際に腕に管理される Levo という装置をつけられています。
体調や感情に変化があると、数値が上下してアラーム音が鳴る様になっています。
数値が高く過ぎても、低過ぎても体にはよくないのです。
最悪の場合、酷いと死んでしまいます。
ある意味暴走防止装置をつけられている状態。
"Slated" になっても、学校に通って普通の日常生活を過ごしています。
学校には、普通の子もいるし、同じ "Slated" の子達も通っています。
でも、学校でも自宅でも管理されている状況に変わりはありません。
新しいお父さん、お母さんにも本当の気持ちを話していいのか？
常に自分の行動・言動が管理されているような気持になってしまいます。
そんな中、学校で同じ "Slated" の Phoebe が突然失踪してしまいます。
更に、Tori が突然居なくなりました。
そして、学校の先生までもが政府の取締りの組織 Lorders に連れ去れてしまいます。 
彼女が一番仲良くなった子は、男の子の Ben。 
ある日、Ben と共に友人の Jazz の従弟の Mac の所に遊びに行きました。
そこに Mac の友人の Aiden が遊びに来ていました。
彼は MIA（Missing in Action）という政府非公認の組織に入って行方不明を探しています。
そこで、見せられてパソコンのデータの中に6年前失踪した女の子（当時10歳）が
自分にとても似ている事を教えて貰います。
実は、"Slated" にされた人は過去に犯罪をした人なのです。
彼女は、自分と失踪した女の子との関係性を感じてしまいます…、
それは自分には無い記憶や能力が出てしまったり…、
これは、誤動作なのか…、また、試されているのか…、本当に分かりません。
本当にどうなるのか



この本は、全3巻あるようです。
当然の様に1巻は不完全燃焼のまま終了していますので、次巻を読まないと分からないです。
Grade Level: 7-12となっていますが、何故か読み易いです。
児童書ばかり読んでいましたが、読んでみるとヤングアダルトの本も読めるので、びっくりです。
まぁ、ヤングアダルトの幅もかなりあると思うので束の間の喜びになると思いますが…。
今の所、Darren Shan の新しいシリーズとこちらの本を息子と交代で読んでおります。



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