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テーマ:家を建てたい!(9770)
カテゴリ:外壁材
![]() 今朝、名古屋にある塗装会社の方が、営業をしに事務所にいらした。 10名程の職人さんを抱えて、塗装だけでなく防水工事や鈑金工事 なども手掛けていらっしゃる会社でした。 いろいろお話を聞いて、どんな仕事をするかも聞きました。 外壁の塗り替えは、塗装の色あせを回復させるという目的の他に 防水の劣化を復旧させることも重要な要素です。 この際、外壁の防水で一番気になるのが、サイディングのつなぎ目や 窓まわりや屋根との取り合い部分です。 そういう場所は、鈑金で雨が入らないように処理したり、コーキング を用いて隙間を埋めたり、またその両方を複合的に施工したりする ことが求められます。 コーキングを施工する時、まず古く劣化したコーキングを除去します。 ただ、安くやろうとする職人さんは、それを除去しないで、その上 から新しいコーキングを打ち増しします。 そういう職人さんは、一旦除去して新しくしてしまうと雨漏りの 発生リスクが増えるので、打ち増しした方が安全ですという言い方を します。 ですが、写真のように小さな隙間である場合は、新しいコーキング剤が 隙間の奥の方までしっかり入ってくれません。 表面的に隙間が埋まっても、十分防水材が施工されていない状況では、 すぐにコーキングに割れが生じ雨漏りしてしまうかも知れません。 営業にいらした方は、面倒でも古いコーキングを全て取ると言って いましたから、まずはいい印象を受けました。 (取らないでも大丈夫とか、その分安くやれますと言っていたら きっとそこで話は終わっていたでしょうね) 次に、気になるのがコーキングを打った後、塗装をいつやるか という問題です。 彼曰く、打設後2~3日経ってからで、もしコーキングが乾ききって いない状態なら、その日の塗装はやらないで会社へ帰るとのこと。 これって、すごく大切なことなんです。まず、日にちを置くという ことは仕事が止まるということですから、早くやって早くお金に したいという一般的な考えからすると、ちゃんとした信念がある ということに他なりません。 また、数日してから乾き具合を見て、施工するかどうかを判断する というのも重要なことだと思います。 こうしたことは、塗装をしてしまえば、お客様には分からない ことですが、後々コーキングが割れて雨漏りしたり、塗装にヒビが 入ったりするといったトラブルを引き起こさない為に施工しよう とする職人の気遣いだと思います。 こういうペンキ屋さんは、飛び込みで外壁塗装を安くやりませんか と言ってくる人には絶対いません。安かろう悪かろうということを まずは理解する必要がありますよ。 大切なことは、殆ど見積には書かれていませんから、誰を信頼して 仕事をお願いするかが、家づくりでは重要となります。 建築って、人が命ですね・・・。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2016年02月26日 14時13分23秒
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