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テーマ:家を建てたい!(9745)
カテゴリ:木のデザイン
こちらは、サーマトゥルー(Therma-Tru)社のトランザム付きダブル サイドライト玄関ドア。 豪華な玄関ドアですが、表面のグラスファイバーのパネルに塗られた 塗料が劣化して、黄色く変色しています。 通常10年毎くらいで塗り直しが必要ですが、随分と長く塗装をして いなかったようです。 また、黄色く変色した塗料も美しい木目を出せる専用塗料ではなく、 ベタ塗りの塗料だったらしく、木目を出す為の凹凸が消えて平面的な 木目が薄い状態になっていました。 ここまで行くと、木目を出せる専用塗料を使っても、うまく木目が 出ないかも知れないという話をペンキ屋さんとしていたのですが、 取り敢えず表面の劣化した塗料を薄く剥がして、塗ってみようという ことになりました。 塗った塗料の色は、ナチュラル・オーク。茶色ではありますが、塗料の色の 中では中間色という感じです。 慎重に丁寧に着色の塗料を塗ってみましたが、やはり多少木目の凹凸が なくなっている関係で気持ち木目が薄い気もしますが、この状態としては まずまずの出来ではないかと思います。 やっぱり、グラスファイバーのドアに木目を演出する仕事は、材料と職人の センスがないとうまく出来ませんねぇ~。 この塗料は結構乾きが遅いので、着色しても次に塗るトップコート(クリア色 の着色塗装保護材)の塗料は1日置いてからしか作業が出来ません。 多くのペンキ屋さんは、ここで仕事を終えてしまうとまた1日現場に来て 作業をしなければなりませんから、半乾きでもトップコートを塗ってしまう と思います。 でも、そんなことをすると、表面の塗料は乾いても下地の着色塗料は 乾きませんから、剥がれやすくなってしまうので危険です。 木目を長く維持する為の塗装であれば、何日か掛かっても手順通りに 作業を進める必要がありますよ。勿論、技術とセンスは必修です。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年11月29日 15時13分36秒
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