アジア美術館7F カフェ&キッズスペースで2次会
エレベーターで7階につくと、すっごく広いスペースがあった。そして、びっくりなのは人がいないこと。東京じゃ人、人、人。渋谷の児童館にいっても人、人、人。さきほどのビュッフェだって東京にあったら、もう~~~おしあいへしあいだろうし、アイスクリームなんてなが~い列ができそうだ。すっきりと人がいない。そして、本の読み聞かせができるように、おしゃれな本棚の横に丸テーブルと椅子。飲んでも、飲まなくてもいいような、カフェ。でもちゃんとチャイがあったりして、おしゃれ♪テーブルに着き、先生はコーヒー。ママたちはメモメモメモ。話しているとメモはとれないし、キイワードだけメモしていると前後があれ?ってなわけで、もくもくとメモをしていたママさんたち、正解。では、書き出してみます。・三歳から六歳の間は感情の安定が第一。 幼稚園は知育系でないところを。・(親子で)ゆっくり味わうこと。(親が)意識して、(子供が)豊かに楽しめるように。・伝達手段というものはいろいろあるが、その一つ、絵図を描いて表現し伝達できると いう手段を子供が忘れないように、伝え続ける。 きちんと親が「伝えたいものがある。絵図をわかるように描くこと」と意識していること。・子供に嫌味をいわない。子供を不快にさせない。・絵を見ただけで、答えがわかる、そういう絵が描けるようにする。・絵がなかなか描けない場合、一単語、決めて描かせる。 それでも 絵がかければ、親はよしとする。子供は絵を描けて満足して終われる。・絵が描けない時でも、「描ける力を、本当はあなたは持っているんだよ」と さらっといってあげる。・肝心なことは、「絵を操作すること」が「考えること」と知っていること。 (まずはそういうことを知っているか、知らないかだとしたら、知っていることが最初の一歩)・工夫したことを絵にしてごらん。(初めにまず描いて、それから自分の絵をみながら、 こういう風にした方がわかりやすいなと思ったら、その思ったこと(工夫)をまた絵にしてご らん。)それが イメージの操作ということ。・「思考力養成の問題ならいっぱい解けばいいに決まっている。」ことの落とし穴。 それは、問題を「味わえなくなる」ということがおうおうにしてあるということ。 ゆっくり味わいながら絵を描いて考えるための最小限のものがどんぐりには詰まっている。・文字を絵にして、絵が動いて(思考)・・・ができるか。これが思考方法。・きちんと判断(思考)できる子は「論理的な結論を実行しないという判断も選択 肢に入れることができる」(これはとても重要) そして、その最終的な判断基準は正しい感情が左右する。(感情が育っていない場 合は結論=実行となってしまう)・幼稚な理論でも「結論」は出る。だから、そこに正しい感情が育っていないと幼 稚で短絡的で残忍なことを実行しても「正しいからいい」となる。 ・ 感情が「感じられない、わからない」ということは本人(こども)は気づかない ことが多い。「なんとなくしてはいけない」という、違和感を持つことが大事。・脳が成熟したあとのスパルタはよい。前倒し(詰め込み)学習は感情回路の破壊に つながる。式がほしい、答えがほしい、それしかできなくなる。・本当に「考える力」を先生が求めれば、こども達は対応できる。・「子供が大人をなめている」っていうコメントが掲示板にありましたが・・・・ 「こう言うとまずいと感じることが子供にできない。」ということ。 子供には無礼な言い方をさせないこと。ここを押さえないと、大人をなめてかかる子に なる。・明確にイメージできるのは目だけ。5億4千万年前。 光に反応する目のような敏感な細胞→目→思考力→そしてその考えを「手」で記録する ことができた。記録することで、思い出すきっかけになった。 記録する手段がないと思い出せない。・最初は記号としての言葉があった。。(形の形象化と言葉という音の記号化の2種 類の文字がある)・実はイメージで考えているから、言葉で考えていないから、言葉がでなくても問題ない。 (表現するための言葉と思われているが) 豊かな(あるいは高度な)表現方法を言葉の入れ替え(書き換え:言い換え) と勘違いしている。表現力を勘違いした大人が子供に猿真似をさせている。 本当の表現力を知らない大人がやっている表現力養成という名前の猿真似表現教育。・家族のルールを決める。(家訓)うちではこうだと。よそではそうかもしれないが、うちでは こうだ。それが、そのルールに基づいて営まれている家の中にいることが子供のリセットに つながる。 それがないと、子供の味わうことが阻害され、麻痺し、感情が育たなくなる。・先生は納得できないと納得するまで工夫する。・それで14cからの英語構文のを調べながら、英語構文の歴史、遍歴の流れをみた。 すると、見えてくるものがあった。・先生の「工夫する」、「納得できないと納得するまで工夫する」というのは どういうところから、きたんでしょう。 先生の場合は「プラモデル」プラモデルは平面なものから立体化する。 プラモデルを何度も作っていると、「見通しが利く」んです。 この「見通しが利く」回路と視考力は同じ。・文系は stream 映画を見ているみたいに場面は精密でなくてもよい。 理系は 細密画。拡大したり、鳥瞰的にみたり。・絶対音感の身につけ方。音をイメージ化する。映像と結びつけると絶対音感が身につく。・先生は人間watching,特に子供のwatching(観察)が趣味だったそうな。・・・とこのあたりでたぶん、息子のことで席をはなれ・・・メモが終わっている。途中、あじさんからか、「どう?」とメール。写メールを送る。(それはその後、息子が過去全部削除してしまい、データがない。)席に戻ったときは帰り支度になっており、尻切れ蜻蛉~~まいいか。もう6時だし。お開き~~~その後、優しいミカリンさんが、ホテルまで送ってくださる。で、明日の予定を話し合う。もちろん、ミカリンさんとお話できるなら、こりゃしあわせ。だって、今回はミカリンさんに会いに来たようなもので・・・とはいわなかったが。初対面のその日からいきなりそんなこともいえず。結局、嬉しいことに「明日9時半にホテル前にきてくれる」ことになり、それから「決めましょうか」ということで、一件落着。お別れする。まあ、一時間でもお話できればラッキーと軽い乗り♪ホテルの部屋に入り、息子はテレビ。七時半頃、わたしはなにやってか・・・・携帯が鳴る。ミカリンさんから電話。ブンちゃんが熱をだしていた!あら~~~だから、ずっと泣いてたんだわ~~可愛そうなことをしてしまった。というわけで、デートはキャンセル。残念だけど、こればっかりは・・・・神のみぞ知る。お大事に~ということで、電話を切る。明日はまずは「住吉神社」に参拝。それから、また、考えよう。息子はテレビにかじりつき。わたしは静かなところにいたかったので、外に出た。お茶でも飲もう。ホテルに戻ると、息子はもう深い眠り。わたしも寝るか。ということで、長い一日が終わった。