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○。あたしの手に、タカラモノみっつ。○

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2005/03/10
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テーマ:心の病(7311)
カテゴリ:真面目な話
2005.01.13.しろうさぎに逢いに・・・@追悼テキストです

朝が来た。シャワーを浴びる。これから逢いに行くんだ・・・
私が名古屋を立つ時に、駅にSさんが見送りに来てくれました。
お土産を持たせてくれて、いつまでも手を振ってくれました(泣

私は新幹線に乗り込んで
手帳を広げました

書き込んでいく、これからの事と昨日までの事。

ずっと書きながら
携帯のメール返信して
仲間達と連絡を取り合いました。
それだけでもう、東京までの時間は過ぎてしまいました。

駅に到着して、私を迎えに来てくれていたのは姫花です。
携帯で話しながら、互いを見つけた瞬間、こぼれた笑顔と戸惑いの色。
こんな形で初対面か・・・と、互いに話しました。
姫花の車に乗せてもらって、向かうのは
しろうさぎちゃんの実家のほうへ。

車の中で色んな話をしながら時間が過ぎてゆく。
駅のほうでえた様とみっち様とルシア様と様とMint様が
合流を待ってくれています。
少し場所がかみ合わず迷ったものの、無事合流。
Mintは少し遅れてくることに。
取り敢えずみんなで顔確認。
少しだけオフっぽい雰囲気が流れましたが
これからのことを考えてゆくと、やっぱり静かになるのです。
だから取り敢えず全員抱擁。

みんなで、ランチを取ることになりました。
が、食欲の無いメンバー続出。
みんな、やっぱりいろんな事想うよね・・・。
食べれる人だけ食べれるものを食べ、その場を後にしました。

姫花の車に私とルシアと哀ちゃんも乗っけてもらい
次の合流地点へ。
しろうさぎさんのお父様が車で待ち合わせ場所に来てくれるのです。
そこでMintも合流しました。

私達は向かいました
コンビニの所で合流して、後をついていきながら
しろうさぎさんが・・・住んで「居た」町へ。

ひとつの家。
降りる私達。
そして、中に入りました。


そこには棺
薄紫の綺麗な
中には花に囲まれて
薄く化粧をした


まだ若かったしろうさぎの身体


全員が動揺した
泣かないと決めていた仲間も
泣いた。
みんな、大丈夫だからって
抱きしめた私も

・・・泣いた

呼吸が荒くなって
涙が止まらなくて

・・・乖離したみたい

次の瞬間私は何故か
しろうさぎさんの自宅のお風呂場の洗濯機の前に
体操座りをしていました。
ルシアに声をかけられて
気付く私、一緒に戻った。

悲しみに暮れるみんな

その中で姫花が倒れた
ただの過呼吸ではないと解ったから
わざとビニール袋を口に当てて酸素を減らし
真っ白な顔の中で鼓動の動きを見ながら外し、みんなで寝かせた。
渦に触れてしまったのだろう

えたさんは両親と、親友としてお話を。
私達はかわるがわる、しろうさぎさんに言葉を掛けた。

棺が葬儀場に運ばれていくその時間まで
私達は一緒に居たんだ
そう、初めての集合が
この場ではあったけれど
大事な仲間同士
確かにリアルに接触したんだ。

二階はしろうさぎさんの部屋。
見せてもらうと、沢山の本が詰まった本棚
その中に私の本もあって。

・・・泣いてしまった

最後にしろうさぎさんからきたのは
「私、本屋さんでのアルバイトが決まったんです!
 だからこんなポップ作ってみました!頑張って貼りますね!」


頑張って描いてくれていたんだ
凄く凄く、大事に描いてくれていたんだ

わぁぁぁぁぁあああああああああっ

うぁぁー・・・。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。

しろうさぎさんの部屋には
パソコンデスクをはさんでベッドがあり
彼女はその合間に倒れて
眠るように亡くなっていたらしい

部屋には「HAPPY DAY」のCDがかけられていました
彼女の大好きだった曲・・・
亡くなった後に届いたようです・・・

階段の所には
彼女の描いたうさぎの絵が二種類
はさみがピンに掛かっていました。

下に降りて、みんなと話していた
お茶を飲もうと、お母さんが入れてくれました
お父さんは、一生懸命はなしていました
私達は、流れる時間に身を任せました


ドライアイスの入れ替えの時間


沈黙のまま、別室に。
そして、棺が運び出される
姫花も起きました
肩を貸して一緒に外に出ました

車の中に乗せられて
花たちと共に
彼女は先に斎場へ向かいました

…あしたあおうね…

みんなでつぶやいた瞬間でした
空は夕暮れの蒼さで
悲しく染まっていました

二手に分かれて
家を後にしました
姫花の車には、私と哀ちゃんが同乗して
三人で駅に向かいました。
待ち合わせで、夕食をとりに行くのです。

暗くなった空に月が浮かんでいました
色んな話
ぐったりした顔も
私の叫び声も

みんなも

悲しみに染まった空の蒼みたいに
深い夜みたいに。

でもね
それだけではなく
少し笑いあったりもした。
仲間
しろうさぎさんも
一緒に笑ってくれたらなぁ・・・

合流して、ファミレスにいきました。
みんなそれぞれに食事を取り、静かに話しました。
次の日の葬儀に備えて
みんな、力を蓄えていよう
送り出していけるように
悲しみだけで終わらないように

哀ちゃんの家に数人が泊まることになっていました
私は姫花が調子を壊していたので
彼女と一緒にとある場所に泊まりました。
ちょっと錯乱した時間が流れました。
終わったのは午前4時だったと思います。

少しだけ横たわって
姫花が眠りに付くのを見ていました


みんなとこんな形ではあったけれど
出会えて顔あわせられたことに感謝。


しろうさぎさんは
明日、空に旅立つ。


++++++++++++++++++

追悼版13日TEXT終了
次回は笑いネタ満載の13日オフバージョンをアップ予定

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Last updated  2005/03/10 02:06:54 PM



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