カテゴリ:旅を楽しむ
先週に続いて、昨日、熊野古道・伊勢路を歩いてきました。 遅くに帰ると、とっても嬉しいお届け物が。コチラは後日、ご報告させていただきます。 先週の厳しい山越えとは打って変わって、今回は距離は4キロ標高差140メートル。 まあ、楽勝! と思って歩き始めたんですが、前を行くガイドさんの歩きペースが一定しなくて、妙に疲れました。 前日、一日中36.9℃という妙な微熱とキツイ腹痛でへたっていたのも影響してたんでしょうね。 ともあれ、三重県尾鷲市の三木里(みきざと)という場所から出発。三木峠と羽後峠を越えていきます。 お弁当は、今回はバンダナに包んでありました。第1回と同じです。このサービスってちょっと嬉しい。 東南海地震が30年以内に起こる可能性30%といわれるこの地域。 リアス式の海岸線の美しさは、三陸沖と同じ条件。 沖合い30キロ地点には地殻変動を察知するレーダーも設置されているそうです。でも、今回の東日本大震災の教訓を生かし、いま、また、色々と対策が練られているそうです。 今回のルートは、石畳は少ないのですが、走り根がむき出しで、花崗岩がゴロゴロしていて、これはこれで歩きにくい。 古道の両脇は植林された杉林やヒノキ林が多い。これらはもちろん私有林です。 でも、珍しく雑木林が広がる場所も通りました。 でも、よく見る雑木林となんだか様子が違っています。 お気付きですか? まるで桂の木のように、根元から何本も何本も幹が出ている木ばかりが目に付きます。 この辺り、炭焼きのために木を切った場所。 炭にちょうどいいサイズの若木を切って、木がなくなったら別の場所に移って、また十年後くらいにこの場所の木を切って、ということが繰り返された結果、このようにたくさんの幹が絡み合う雑木林になったそうです。 のどかな春の海に浮かぶ鯛の養殖いかだ。 そして、猪から畑を守るための猪垣が延々と村を囲っています。 村の人たちは万里の長城といってるそうで(笑)。 鹿や猪、そして猿に作物を持っていかれるこの地域、農業はとても出来ませんとおっしゃってました。しかも、動物達は夜行性なので、捕獲も出来ないと。 昨日は20頭くらいの猿の群れが、みかんや新芽を好き放題食べ荒らしている現場に遭遇。 昼間に出会うのは珍しいそうです。 自然の中で、自然とともに生きるというのは、生易しいものではなく、常に戦いなんだなっておぼろげに思う都市部の人間です。人に作ってもらったものだけを食べて生きている都会暮らしは、とてもひ弱ですね。 【モニプラ情報】【特別企画『野菜がおいしいディップソース』モニター200名様大募集!】 人気ブログランキングへランキングに参加中です! ぜひ、ポチ・ポチ・ポチッとクリックしてやってください。応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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