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食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

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2012年05月10日
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ということは、今は飼っていないようですね。
それはともかく、藤田 紘一郎 教授の話を聞いてみましょう。

寄生虫や菌との共生は、地球上の生命循環に不可欠

――前回、寄生虫と人間の共生についてお話を聞きました。素晴らしいことだと思いますが、中には人間にとって悪さをする寄生虫も存在するのではないでしょうか?

藤田 紘一郎 教授(以下、敬称略):  おっしゃる通り、確かに存在します。ただし、ここで皆さんにきちんと理解していただきたいのは、人間に寄生して活動する寄生虫は本来、「人間の身体を大切にする」ということです。

例えば、私は15年間、サナダ虫を(お腹の中に)“飼って”いました。サナダムシは私の身体の中で卵を産み、生き続けているわけです。もし、そのサナダムシが何らかの影響を私に与えることで、宿主である私を殺してしまったとしましょう。そうしたら、必然的にサナダムシも死んでしまいます。ですから、サナダムシはそんなことは絶対にしないのです。

様々な菌も同じです。こういう言い方は極端かもしれませんが、彼らは決して自分たちにとって不利益となるようなバカなことをしません。ですから、人間との共生が可能なのです。

怖いのは、他の動物に寄生するはずの寄生虫やばい菌が人体に入ることです。いま世界的な問題となっている鳥インフルエンザウイルスは、カモに寄生してカモの体を守っていました。カモに寄生している間は、“悪いこと”はしません。

ところが、これがニワトリに寄生したとたん、害を及ぼしました。そして人体に入ると、もっと危ない存在となります。

一時、話題となったエボラ出血熱ウイルスをご存じかと思います。人間に感染した場合の致死率は、50%から90%ときわめて高い、恐ろしいウイルスです。しかし、このウイルスはアフリカにおいてミドリザルを“守って”いたのです。

このように寄生虫や菌には、対象となる人間や動物に対して敵と味方があるのです。こうした事実をメッセージとして、より多くの人々に理解してもらうよう投げ続けていきたいと思っています。

http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/interview/080215_fujita02/index1.html





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最終更新日  2012年05月10日 22時38分33秒
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